究極のテレビへ、カウントダウン!技研公開2015 Science & Technology Research Laboratories 入場無料5/28(木)~5/31(日)午前10時~午後5時 会場 NHK放送技術研究所 〒157-8510 東京都世田谷区砧1-10-1

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展示項目

高度番組制作技術

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22.2マルチチャンネル音響ラウドネスメーター

8K番組の高度な音響制作を支える装置の実用化に向けて

展示概要

8Kスーパーハイビジョン(以下、8K)番組の音の大きさを、制作や送出時に人の感覚量にあったラウドネス値により適正に管理するためのメーターです。従来の5.1サラウンドやステレオとの互換性を保ち、22.2マルチチャンネル(以下、22.2ch)の番組の音の大きさを測定できる8K音響対応のラウドネスメーターを開発しました。

特徴

●番組の音の大きさを客観評価

ラウドネスとは人が感じる音の大きさのことです。ラウドネスメーターは、放送番組の音響信号に、耳の特性に基づいたフィルター処理と音の到来方向を考慮した重み付けを行うことで、ラウドネス値を計算します。放送局では、ラウドネスメーターを使って番組毎のラウドネス値をそろえることで、番組間の音の大きさを合わせることができるようになりました。

●既存のラウドネスメーターとの互換性

音の到来方向が水平面上にある5.1サラウンド番組やステレオ番組用のラウドネスメーターは実用化されていますが、8K音響対応のラウドネスメーターはありませんでした。そこで、既存のラウドネスメーターの重み係数に、上層や下層チャンネルの重み係数を追加することで、8K音響対応のラウドネスメーターを開発しました。22.2chの番組でも、5.1サラウンド番組やステレオ番組と同じ程度正確に、番組の音の大きさを推定することができます。

今後の予定

8K音響対応のラウドネスメーターの標準化をITU-R※2や(一社)電波産業会(ARIB)などの国内外の標準化団体で進めるとともに、実用化を目指します。

※1 LKFS:ラウドネス値を示す単位
※2 ITU-R(International Telecommunication Union Radiocommunication Sector) :国際電気通信連合 無線通信部門

8K音響対応ラウドネスメーターの効果
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