究極のテレビへ、カウントダウン!技研公開2015 Science & Technology Research Laboratories 入場無料5/28(木)~5/31(日)午前10時~午後5時 会場 NHK放送技術研究所 〒157-8510 東京都世田谷区砧1-10-1

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展示項目

立体テレビ

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立体像表示のためのスピン注入型空間光変調器

ホログラフィーによる立体テレビを目指して

展示概要

ホログラフィーによる将来の立体テレビを目指して、狭画素ピッチ・超多画素の空間光変調器※1の研究を進めています。今回、アクティブ・マトリクス駆動方式※2に対応した、低電流で動作する狭画素ピッチのスピン注入型空間光変調器を開発しました。

特徴

●画素ピッチの狭い空間光変調器

いろいろな方向から立体像を見るには、画素ピッチが非常に狭い超高密度の空間光変調器が必要になります。今回、スピン注入型空間光変調器の高密度化を進め、画素ピッチを従来の40%に狭めました。

●低い電流で動作が可能な光変調素子

低電流での動作を可能とするトンネル磁気抵抗効果※3を用いた、新しい光変調素子を画素とするデバイスを開発しました。各画素に流す電流方向によって光変調素子の磁化方向を制御する、スピン注入磁化反転で動作します。

今後の予定

狭画素ピッチ・超多画素の空間光変調器の実現に向けて、微細加工プロセスの開発、および光変調素子のさらなる性能向上を目指します。

●この研究の一部は、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の委託研究「革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発」を長岡技術科学大学と共同で進めています。

※1 空間光変調器: 光の状態(強度、位相など)を制御できる微小な光変調素子(画素に相当)を2次元アレー配置したデバイス
※2 アクティブ・マトリクス駆動方式: 画素毎にスイッチング素子となるトランジスターを配置して画素の選択を行い、選択した画素のみを動作させる方式
※3 トンネル磁気抵抗効果: 2つの磁性膜の間に絶縁膜を挟んだ構造において、絶縁膜に流すトンネル電流の方向によって電気抵抗値が変化する現象

空間光変調器によるホログラフィーの基本原理
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