展示項目

インテグラル立体テレビ

インテグラル立体テレビ ~自然で見やすい立体テレビを目指して

再生

展示概要
将来の立体テレビ放送を目指して、インテグラル立体テレビ※1の研究を進めています。自然で見やすい立体像の生成を目的とした撮像技術と、博物館などでの活用を想定した応用技術を展示しています。

特徴

●撮像素子とレンズアレーを一体化した撮像装置
これまでは、レンズアレーによって生成した画像(要素画像群)を、カメラレンズを用いて撮像素子に投影していました。今回、撮像素子と同じサイズの徴小なレンズアレーを開発し、2つを一体化することで、1/10に小型化したカメラを実現しました。撮像素子とレンズアレーの間のカメラレンズが不要となるため、このレンズによる解像度劣化がなくなり、生成される立体像の画質を向上させました。
●複数のカメラを用いた多画素の撮像装置
高い品質で立体像を生成するには、より多くの画素で要素画像を取得する必要があります。そこで、複数のカメラを用いた多画素の撮像装置を開発しました。多画素化の効果の1つとして、立体像の見える範囲(視域)を拡大することができました。
●インテグラル立体テレビの応用技術
デジタル・ミュージアム※2での活用を想定した新技術では、インタラクティブにインテグラル立体像を表示することができます。また、展示ケース型のディスプレーを目指して、広い範囲から立体像を見ることが可能な技術の開発を進めました。

今後の予定

今回開発した技術をベースとして、より高画質な立体像を生成するための撮像、表示技術の研究開発を進めていきます。

  • ●この研究の一部は、総務省の委託研究「複合撮像面による空間情報取得システムの研究開発」をNHKエンジニアリングシステムと共同で受託して進めています。
  • ●この研究の一部は、文部科学省の委託研究「デジタル・ミュージアムの展開に向けた実証実験システムの研究開発」(2010年度から2012年度)をNHKエンジニアリングサービスと共同で受託して進めました。
インテグラル立体テレビ
  • ※1 インテグラル立体テレビ:微小レンズ群からなるレンズアレーを撮影、表示の双方に用いて立体像を再現するテレビ
  • ※2 デジタル・ミュージアム:バーチャルリアリティーなどの先進的なデジタル技術を駆使した新しい時代の博物館。立体ディスプレーは主要技術の1つに挙げられる
QRコード

携帯サイトにアクセス