14 スーパーハイビジョン用小型カメラヘッド 展示概要
単板カラー撮像方式※1による機動的な小型のスーパーハイビジョンカメラの研究を進めています。これまでの研究で得られた成果を基に、今回、3300万画素カラー撮像素子を用いたスーパーハイビジョン用小型カメラヘッドを試作しました。


特長
現行の放送用カメラと同等サイズのカメラヘッドを実現
単板カラー撮像方式を用いることにより、レンズを含む光学系を大幅に簡素化できるため、カメラを小型化することができます。今回試作したカメラヘッドは、現行のハイビジョン放送用カメラと同等のサイズ・重量・形状を実現しました。

さまざまな撮影スタイルに対応可能
カメラヘッドの小型化により、スーパーハイビジョンカメラの機動性は飛躍的に向上します。また、市販のスチールカメラ用レンズを使用できるので、その豊富なバリエーションの中から撮影目的に応じた最適なレンズを選択できます。

フル解像度スーパーハイビジョン映像への変換
ベイヤー配列※2のカラーフィルターを用いた単板カラー撮像素子では1画素あたり1色の情報しか取得できません。そのため、残りの2色を推定してフル解像度映像へ変換する必要があります。この変換を高品質に行うことができるアップコンバーターを開発しました。
今後の予定
このカメラヘッド専用の信号処理を行うカメラコントロールユニットの開発を行い、画質や機能の一層の改善を図ります。
カメラヘッドの小型化により実現できる多様な撮影スタイル
※1 単板カラー撮像方式 : 1枚の撮像素子でカラー画像を取得する方式
※2 ベイヤー配列: 市販のデジタルカメラの多くに採用されているカラーフィルター配列の方式で、2×2画素を1組として、1つの対角2画素に緑のフィルターを、残りの対角2画素に赤と青のフィルターを1画素ずつ配置

5月24日(木)から27日(日)午前10時から午後5時まで
展示項目