10 動揺映像の不快度リアルタイム推定装置 展示概要
画面の大きな揺れや長時間続く揺れを含む映像は、視聴者に不快感を催させる可能性があります。このような映像を制作段階で検出して修正できるように、動揺映像の不快度※1をリアルタイムで高精度に推定する装置を試作しました。


特長
動揺映像の物理的特徴量を用いた不快度の推定
多くの心理評価実験によって収集したデータを解析し、映像の物理的特徴量を用いて不快度を推定するアルゴリズムを導き出しました。

不快度推定アルゴリズムの高速化
従来法では不快度を推定するために、特徴量の1つであるカメラパラメーター※2を多大な計算時間をかけて抽出していましたが、これを抽出しなくても画面各部の動きのみを用いて高速に不快度を推定できる新手法を考案しました。

不快なシーンを修正しやすい不快度表示インターフェース
映像のどの部分をどの程度修正したらよいのかすぐにわかるように、映像全体と映像各部の不快度をグラフで見やすく表示するインターフェースを開発しました。
今後の予定
この装置を制作現場で試用して得られる要望に応じ、使い勝手を改良することで実用性の向上を図っていきます。
試作装置による動揺映像の不快度推定
※1 不快度: 映像の動揺や点滅、縞模様などで生じる不快感を数値化したもの
※2 カメラパラメーター: 被写体に対するカメラの上下・左右の向き、前後位置、傾きの情報

5月24日(木)から27日(日)午前10時から午後5時まで
展示項目