技研公開TOP > 公開展示 >   │ 
文字サイズ [大] [標準]
20
103インチ高精細プラズマディスプレイ
〜 家庭用スーパーハイビジョンテレビを目指して 〜
 背景と目的
 高精細 PDP の動作解析結果に基づき試作
 スーパーハイビジョンの家庭用ディスプレイの実現を目指して、大型超高精細プラズマディスプレイ(PDP)の研究を進めています。PDP は動きの速い画像表示や視野角特性などに優れており、スーパーハイビジョンの家庭用ディスプレイとして期待されています。  技研で開発した新しいパネルシミュレーション技術※1 により、高精細 PDP の動作を解析して得られた指針などを基に、対角103 インチ高精細PDPを試作しました。
 特長
  • 電極抵抗の増加による明るさのばらつき※2 要因を、パネルシミュレーション技術により解析しました。その結果を参考に電極構造や駆動電圧波形の最適化を進め、高精細PDP においても従来と同様に均一な明るさの画像表示ができることを確認しました。
  • ハイビジョンの16 倍の画素を持つスーパーハイビジョンテレビ開発の中間目標として、ハイビジョンの4 倍の画素数(水平:3840、垂直:2160)を持つ対角103インチの高精細 PDPを試作し、画像表示に成功しました。
 今後の予定
 対角100インチクラスの画面サイズでスーパーハイビジョン表示を実現できる超高精細化技術や高速駆動技術、省電力化技術の開発を進めていきます。

この研究は、パナソニック(株)と共同で進めています。
※1 放電セルの動作を解析するシミュレーションと電気回路シミュレーションを組み合わせ、PDP パネルを回路網のようにして扱い、各放電セルに印加される電圧や電流波形などの電気特性と発光特性などを解析する技術
※2 パネルの高精細化や発光効率向上のために電極幅を狭くすると、電極の抵抗が増加して電圧降下を起こすことにより生じる明るさのばらつき
■均一な明るさで安定な画面表示に向けた高精細 PDPの動作解析
均一な明るさで安定な画面表示に向けた高精細 PDPの動作解析