技研公開2006
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ユビキタス・ユニバーサルサービスの実現〜

デジタル放送の展開

究極の高臨場感システムの実現〜スーパーハイビジョン〜

高度コンテンツ制作・機動的報道システムの実現

ユビキタス・ユニバーサルサービスの実現
15 AdapTV(アダプティービー)
16 人にやさしい情報提示技術
17 フレキシブルディスプレイ

将来を見据えた基盤技術

社会に還元!NHKの研究開発成果
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フレキシブルディスプレイ
〜 いつでもどこでも楽しめるテレビ 〜
 背景と目的
 放送サービスをいつでもどこでも手軽に楽しむには、軽くて薄く、丸めて持ち運びが容易なフレキシブルディスプレイがあれば便利です。その実現を目指して、フレキシブル有機EL*1ディスプレイ、フレキシブルフィルム液晶ディスプレイ、およびこれらを駆動するためのフレキシブルな有機TFT*2に関する研究を進めています。
 特長
■ フレキシブル有機ELディスプレイ
  • 高効率で発光する3色(RGB 赤、緑、青)の燐(りん)光材料を、インクジェット法によりプラスチック基板上へ付着させて画素を形成することで、色再現性と発光効率を改善した5インチ(128(RGB)×72)のディスプレイを試作しました。
■ フレキシブルフィルム液晶ディスプレイ
  • プラスチック基板をポリマー(合成樹脂)の壁で保持する曲げに強い液晶ディスプレイの開発を進めています。今回、高速応答の液晶分子(強誘電性液晶)の並び方がポリマー壁により乱れる現象を、分子配向技術の工夫により低減し、コントラストを改善しました。
■ 有機TFTによる駆動技術
  • 今回、初めてフィルム液晶と有機TFTを一体化させた高速応答のアクティブ駆動フレキシブル液晶パネルを試作しました。また、有機TFTにより駆動する有機ELについては、欠陥画素の少ないパネルの試作を行いました。
  • 有機TFTの材料に五酸化タンタルを用いることにより低電圧動作を可能としました。
 今後の予定
 有機ELの寿命の改善と発光効率のさらなる向上、フィルム液晶による反射型や半透過型のディスプレイの素子構造の検討、有機TFTのさらなる微細化・多画素化・特性向上を行い、フレキシブルディスプレイの実現に向けて研究を進めていきます。

本研究は、昭和電工(株)、コニカミノルタテクノロジーセンター(株)、共同印刷(株)、大日本印刷(株)、ミネベア(株)、日本ビクター(株)と共同で進めています。

*1 EL(Electroluminescence) : 電界発光
*2 TFT(Thin Film Transistor) : 薄膜トランジスター
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