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 技研公開TOP > 研究発表 > 研究発表10 「通信ネットワークを利用したサーバー型放送」

研究発表10
 通信ネットワークを利用したサーバー型放送

馬場 秋継/ ネットワーク利用放送サービスプロジェクト


概要
 2003年12月、東京、名古屋、大阪の3大都市圏で地上デジタル放送が開始され、高画質、高音質のハイビジョン放送や、番組を視聴しながらさまざまな情報が得られるデータ放送が、放送の基幹サービスとして視聴できるようになった。一方で、デジタル録画機器やブロードバンドインターネットが急速に普及しており、これらの機能を利用した、サーバー型放送の実現が近づいてきた。サーバー型放送により、デジタルテレビは、放送と通信の垣根をこえた新しいサービスや利用方法を統合して実現する総合 情報端末として発展することが期待されている。
 サーバー型放送は、2002年9月の情報通信審議会答申によって、蓄積機能と通信機能を利用した新しい放送として位置づけられ、2003年1月にサーバー型放送実施に関する放送法の省令告示が施行された。
 2003年2月には、ARIB(電波産業会)でサーバー型放送方式規格が整備され、現在、サービスの開始に向けて、サーバー型放送運用規定作成プロジェクト(サーバーP)で、運用方法や受信機仕様などが検討されている。
 当所では、ホームサーバーの開発、サーバー型放送のサービスの検討や、サーバー型放送を実現するための多くの要素技術の研究を進めるとともに、標準化に貢献してきた。
 本報告では、まずサーバー型放送の概要およびサービス例を述べる。次に、サーバー型放送を実現するための重要な要素技術として、当所で開発したメタデータ(番組の内容や再生順序などの番組関連情報)技術および高度なCAS(Conditional Access System)技術について概要を述べる。


発表者略歴 馬場 秋継
馬場 秋継 (ばば あきつぐ)
1996年入局。広島放送局を経て、2000年から放送技術研究所にて、サーバー型放送システム、コンテンツ流通システムの研究・開発に従事。現在、放送技術研究所(ネットワーク利用放送サービスプロジェクト)に所属。

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