「お肌」の歳を自在に変える魔法の装置
ハイビジョン『Eメイク』
 
●背景と目的
 きめ細かな映像表現のデジタルハイビジョン時代を迎え、俳優のメイクや照明にも一層の注意が必要になってきています。特にドラマなどの一代記もので、俳優の実際の年齢を大幅に超えて「青春時代」や「老年時代」を演じる場合、俳優のメイクや照明には、念入りな作業が求められています。
 ハイビジョン『E-メイク』 は、ハイビジョンテレビカメラで撮られた肌のしわやしみを軽減した「お肌つるつる」の「若返り」メイクや、逆にしわやしみを強調した「老けメイク」などを、リアルタイムの電子処理で可能としたもので、一代記ドラマなどでの活躍が期待されています。

●特徴
 ハイビジョンカメラで撮った「お肌」の歳を、「若返り」から「老け」までリアルタイムに変えてくれる魔法の装置です。メイクの度合いも「薄化粧」から「厚化粧」まで自在です。これらの機能を実現するため、入力映像からしわ・しみにあたる映像信号の振幅変動成分を分離し、その振幅を軽減したり強調したりできるデジタルフィルタを新たに考案しました。また肌色を識別することにより、映像の各画素が、電子メイクの対象部分かどうかの判定を行なっています。このような新たな映像処理手法の考案・実用化で、自然感のあるメイク(「ナチュラル・メイク」)が実現しました。また本装置はコンパクトで簡単操作、現場向きの装置です。さらに、リアルタイムですから、生番組での利用も可能です。
 (注) 本装置は東京大学原島教授や明治大学荒川教授等の研究成果を参考に、新たな手法を考案・発展させたものです。



図 電子メイクアップマシン「E-メイク」
   
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