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紫外光カラー化カメラ“ビーカム”

●背景と目的
 科学番組等で使用される、紫外光(人間の目に見えない光)を撮影するTVカメラは、従来白黒の映像しか得られなかったため、カラーで分かりやすく表示して欲しいという要望がありました。
そこで、今回、紫外光および青・緑の3つの波長域の光から、カラー画像を合成するカメラを開発しました。この3つの波長域は、ミツバチなどの昆虫の3原色に対応することから、このカメラをビーカム(ミツバチカメラ)と名付けました。

●特徴

(1)光学系
紫外光の透過率が高い合成石英を素材とした自然光を3波長に分解するプリズムと、合成石英および蛍石を素材とした3倍ズームレンズを開発しました。

(2)撮像デバイス  
紫外から人間の目に見える波長域で感度の高いHARP方式撮像管を適用しました。

(3)色の割り当て  
紫外光情報を強調でき、かつ通常画像の色合いが保存できる事を考慮し、紫外光成分を赤で表示しました(下図)。

●応用
 新開発カメラでヒマワリを撮影すると、花びらの中心部が紫外光を吸収するため、花の周辺と中心部が異なる色に表示され、蜜のありかが強調されます(下図)。このように紫外光情報が色鮮やかに示されることから、自然科学・教育・環境・医療関係の番組でインパクトのある映像を提供できます。



カメラの仕組み




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