8K SHV 概要 8K SHV  カメラ 8K SHV 圧縮 8K SHV 衛星放送 8K SHV 地上放送 8K SHV ケーブル伝送 8K SHV MMT
Hybridcast IP 立体 ホログラム立体 字幕技術 やさしい日本語 手話CG 話速変換技術
 国内に定住する外国人は年々増え、現在200万人を超えています。この中には、日本語が十分わからないため、テレビやラジオを視聴しても理解できず、震災のような災害時はもちろん、普段の生活にも困っていることが多いことがわかりました。
 そこで、国内在住の外国人の方々にニュースをわかりやすく伝える研究を進めています。日本に住んでいる外国人のうち、簡単な日本語が分かる方も多いため、ニュースをやさしい表現に変換することが有効であることがわかりました。これが「やさしい日本語」です。
 日本語教育の教材や、やさしい日本語の評価実験などを通して、やさしい日本語の書き方のガイドラインを以下のようにしました。
・自然な日本語とする。
・文の長さを50文字以下にする。
・外国人が受験する日本語能力試験(初級)の範囲の単語と文法を使う。
・中心的な情報だけ残す
 これにより、例えば、ニュース文の「また先頭車両はガラス張りの展望スペースとなっていて、運転台の位置を低くして空間を広く取ることで、より開放感のある眺めを楽しめるということです。」が、やさしい日本語として「列車のいちばん前は壁も天井もガラスになっていて、広い景色を楽しむことができます。」になります。単純な単語の置き換えではなく“ガラス張り”を“壁も天井もガラスになっていて”という表現に置き換えたり、下線部を省略しています。
 やさしい日本語のガイドラインは具体的なものではありません。そこで、書き換えを支援する“やさしい日本語書き換え支援システム”を研究開発しています。特徴は、単語の難易度表示、用例検索、自動学習機能の3つです。
 まず、文中の単語に日本語能力試験の級に応じた色を付ける事で、誰が作業しても難しい単語を見落とすことがなくなります。日々の書き換え例を蓄積しているため、それらを検索することで、書き換えが思い浮かばない表現も得られます。フリガナ、単語の辞書、人名・地名など固有名詞もカラー表示されますが、この情報を付けるとき誤りを修正すると次から正しくなる自動学習機能を設けました。

 2012年4月からNEWSWEB EASY(https://www.nhk.or.jp/news/easy)で、一日5本、やさしい日本語ニュースの提供を始めました。日本語がやさしいだけでなくフリガナ、辞書、人名・地名などの固有名詞のカラー表示、読み上げ音声などを提供しています。さらに、元のニュースを見ることができるなど、ウェブの特性を生かしてよりわかりやすいニュースを提供しています。
 これまで国内在住の外国人だけでなく、障害を持っている方や外国で日本語を勉強している方など多くの方面からわかりやすいとの評価をいただいています。今後はさらにたくさんのニュースを書き換えられるよう、書き換えの自動化の研究開発を進めます。

【 やさしい日本語ニュースの画面例 】

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