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 8Kスーパーハイビジョン(8K SHV)のさらにその先の次次世代放送サービスを目指して、めがねなし立体テレビの研究を進めています。
 8K SHVの超高画質は、人の視覚特性からみた究極の二次元テレビです。一方、めがねなしの立体テレビの方式の1つであるこのインテグラル立体テレビは、奥行きも含めて、被写体が存在する空間を立体的に表現できます。
 映画「アバター」に代表されるこれまでの立体映像の多くは、右目用と左目用の2種類の映像を用意し、これらを特殊なめがねで切り替えて、左右映像のずれ(両眼視差)を提示することで、立体的に見ることができました。
 一方で、人が実際のモノや景色を見る場合、右目や左目の横方向だけでなく、被写体が様々な方向に発したり反射したりする光を見て形や色を認識します。インテグラル立体テレビでは、実際の空間の光と同様な状態を再現することで、めがねなしでたとえ寝転がって見ても立体的に見ることができるのです。
 では、どのようにして実際の空間の光と同じ状態を再現しているのでしょうか。 インテグラル立体テレビは、1908年にフランスの物理学者リップマンが提案したインテグラルフォトグラフィ(以下、IP)という立体写真の原理を使っています。
 IPでは撮影時に、小さな凸レンズを二次元状に配置したレンズアレーをカメラで撮影します。その映像には、被写体から個々のレンズの方向に進む光の強さや色が多数の要素画像として映しだされています。
  表示の時には、レンズアレーを通して、多数の要素画像が映し出された映像の背面から照明を当てます。撮影の際に個々のレンズの方向に進んできた光が、逆の方向に再現され、被写体があった位置に光学的な立体像を生成することができるのです。 IPは、撮影・表示とも、レーザー光のような特殊な光源を必要としません。
【 インテグラル立体テレビの仕組み 】

 インテグラル立体テレビでは、表示される立体像の品質を上げるためには、撮影時のカメラや表示用のディスプレーなどの画素数を非常に多くする必要があります。8K SHVは、現行のハイビジョンの16倍の画素数を持っていますが、これでもインテグラル立体テレビには十分ではありません。立体テレビとして望ましい立体像の品質を明らかにし、それに向けてカメラやディスプレーの画素数を増やすための研究開発を進めているところです。
 さらに、遠景の映像など、より多様なシーンの撮影が可能なようにレンズアレーを用いない撮影装置の研究開発も加速しています。この装置は、複数台のカメラを用いて様々な方向から被写体を撮影し、撮影した映像から被写体の3次元的な形状や色を反映したデータを生成することで、さきほどのレンズアレーに映しだされた要素画像と等価な情報を生成することが可能です。
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