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ウェブ編集用グリッドミドルウェア

概要

ウェブ編集用グリッドミドルウェアは、フレキシブル制作システムのバックエンドでファイル転送や編集処理を実行するサービスに対し、グリッドコンピューティング技術を用いて処理を分散し実行させるプログラムです。
ソースコードは、Globus Toolkitを用いて複数のサーバに分散して編集処理を実行するための環境設定ファイル、プロセスリスト、ウェブサービス用コンポーネントの設定ファイルからなります。
編集処理を実行するための編集用グリッドクライアント、ファイル転送サービス、映像処理サービス、リソース選択サービスをインストールする前に、本ミドルウエアのインストールと設定をおこなってください。

ダウンロード

ウェブ編集用グリッドミドルウェアのソースコードのソースコードは、ここからダウンロードしてください。

動作環境

下記の環境で動作確認しています。

設定と起動

Globus Toolkitがインストールされている必要があります。Globus Toolkitのインストールと設定はここを参考にしてください。詳細はGlobus Toolkitの公式サイト(http://www.globus.org/toolkit/)を参考にしてください。

ダウンロードしたソースコード(nhkgrid_middleware.tar.gz)を適当なディレクトリで展開します。

gtuser% tar xvfz nhkgrid_middleware.tar.gz

1) WS-Javaコンテナの設定

WS-Javaコンテナの設定をおこないます。これらの設定はファイル転送サービス、映像処理サービス、リソース選択サービスに共通です。setupディレクトリ下にあるgrid-ws-java-containerを/etc/init.dディレクトリにコピーします(ディレクトリはLinuxのディストリビューションによって異なる可能性があります)。ファイルの所有者はroot、アクセス権限は755とします。

root# cp ./nhkgrid/setup/grid-ws-java-container /etc/init.d
root# chmod 755 /etc/init.d/grid-ws-java-container

自動起動の設定をおこない起動します。起動後は$GLOBUS_LOCATION/varディレクトリ下のcontainer.logにエラーが出ていないか確認します。コンテナの起動には多少時間がかかるので、起動ログが全て出力されるのを待ってから確認します。

root# chkconfig --add grid-ws-java-container
root# chkcnofig grid-ws-java-container on
root# service grid-ws-java-container start

2) 編集用グリッドミドルウェアのインストールと設定

Globus Toolkitを利用するホストの設定をおこないます。これらの設定は、編集用グリッドクライアント、映像処理サービス、ファイル転送サービス、リソース選択サービスに共通です。
まず適当なディレクトリにソースのnhkgrid以下を展開します。ここでは/home/gtuserディレクトリの下に配置するとして説明します。

nhkgridディレクトリにあるnhk-grid-env.shの内容を環境に合わせて変更します。リソース選択サービスを起動するホスト名(NHK_GRID_RESOURCE_DETECTION_SERVER)とリソース選択サービスのURI(NHK_GRID_DEFAULT_INDEX_SERVICE_URI)は必ず自分の環境にあわせて設定してください。各設定のディレクトリ名は「/」で終端させてください。
次にルート権限で/etc/ld.so.confに「/opt/globus/lib」という行を追加し、ldconfigコマンドを実行します。さらに/etc/profileに下記の行を追加します。NHK_GRID_LOCATIONは、nhkgridを展開したディレクトリをフルパスで指定してください。変更したあとは「source /etc/profile」で環境変数を反映させてください。

export NHK_GRID_LOCATION=/home/gtuser/nhkgrid
source $NHK_GRID_LOCATION/nhk-grid-env.sh

/home/gtuser/.proxy-initとして下記スクリプトを作成します。ファイルの所有者はgtuser、アクセス権限は700とします。CERT_PASSWDを適切に変更します。

#!/bin/bash
source /etc/profile
CERT_PASSWD=gtuser
echo $CERT_PASSWD | $GLOBUS_LOCATION/bin/grid-proxy-init -pwstdin -valid 240:00

スクリプト作成後「./.proxy-init」で実行します。また、毎日このスクリプトが実行されるように/etc/crontabを設定します。設定はルート権限でおこないます。

00 2 * * * gtuser /home/gtuser/.proxy-init

参考

各サービスのプログラムはnhkgrid_middleware.tar.gzを展開したwsdlディレクトリにあるwsdlファイルから生成したスタブを元に開発したものです。各サービスのソースコードを変更する場合には、各サービスのソースコードを展開したsrc/xxxx-bindings/xxxxServiceディレクトリ下のソースコードを変更してください。
変更後は、各ディレクトリのpkgdata/pkg_data_src.gpt.inの<Aging_Version/>要素のMajor属性とMinor属性を変更してください。この属性の数値を増加させないとgpt-buildができません。パッケージの生成方法は以下のとおりです。

globus% cd ./xxxx-bindings
globus% automake
globus% ./configure --with-flavor=$GPT_FLAVOR
globus% make dist

ここでできたパッケージファイルを各サービスのインストールの説明と同じようにgpt-buildを用いてインストールしてください。

商標

NovellならびにSUSEはNovell, Inc.の登録商標です。
LinuxはLinus Torvals氏の登録商標です。
Globus Toolkitはシカゴ大学の商標です。