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子ども科学見学会を実施


    いつもの学校とは違った「授業」や楽しく体験できる「実験」、普段は見ることができない技研の研究室の見学を通して、子どもたちに技研の研究を知ってもらうためのイベント「子ども科学見学会~見てみよう!最先端放送技術の世界~」を6月27日に開催しました。

     未来を担う子どもたちに、最先端の放送技術を利用した体験学習を通して、科学や技術に興味を持ってもらうと同時に、将来の放送技術を支える研究者のたまごとなってもらおうというイベントです。これは、電子情報通信学会が子どもの理科離れを防ぐ啓蒙活動の一環として行っている科学教室と、毎年共同で開催しているものです。おもに世田谷区内の小学生とその保護者を含め約50名に参加していただき、今年も大好評を博しました。

    今年の「授業」は、テレビ放送になくてはならない光と音にまつわるお話しです。どちらもキーワードは波。この不思議な波を使った放送技術として、「ふたつの光が出会ってできる不思議なしまもよう、“ホログラム”」と「しゃべった声を文字にしてくれるかしこい機械、“音声認識”」という題名で、ホログラムによる高密度記録技術と放送字幕を自動作成する技術を、実演も交えながら講演しました。「授業」のあとは、5項目の見学・体験です。

“ホログラム” 角度を変えるとホログラムから読み出される色が次々と変わる様子の見学を通した高密度な光ディスクの基礎の学習。
“音声認識” 早口言葉や四字熟語にチャレンジするゲームを通した機械による自動音声認識の体験。
“TVML” CG(コンピューターグラフィック)キャラクターをマイクとキーボードで簡単に操作することができるTVMLの体験。
“電波カメラ” CG(コンピューターグラフィック)キャラクターをマイクとキーボードで簡単に操作することができるTVMLの体験。
“昆虫マイク” 虫の足音が聞こえる昆虫マイクで砂時計の砂が落ちる音が土砂降り雨のように聞こえる様や、大声を出しても音が響かない「音響無響室」での不思議な体験。
 
    最後の質問コーナーでは、子どもたちだけでなく保護者の方からも、「授業」や見学、デジタル放送のことなどについて、たくさんの質問を頂きました。科学離れがいわれる中、技研の科学見学会には大変、興味を持っていただきました。技研の研究者にとっても、子どもたちから研究のヒントをいただく楽しいイベントとなりました。今後も、技研の活動や研究成果をさまざまな形でわかりやすくお伝えすることで、より多くの方々に技研の活動をご理解いただけるよう努めてまいります。
実演も交えて講演する清水主任研究員(上)
今井主任研究員(下)
うまくいえるかな? 熱心な質問に真剣に答える先生役の研究者
 

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