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小学生向け技研見学会を実施


    技研では、CS(Customer Satisfaction=お客様満足)向上活動として、視聴者の方々に研究成果の一端を体験しながら楽しんでいただくことで、公共放送の研究所への理解を深めていただく取り組みを行っています。特に、未来を担う子供たちに放送技術に触れていただくことは、昨今の子供たちの科学・技術離れの防止に貢献するという点でとても大切です。

    技研では、世田谷区内などの小・中学生を対象とした科学見学会を、電子情報通信学会と共同で毎年開催しています。今年は6月28日に開催し、保護者を含め約60名の方々に参加していただきました。はじめに講堂で、「光では見えないものがみえる“電波テレビカメラ”」と、「不思議な“バーチャルスタジオ”」の講演を行いました。ミリ波と呼ばれる電波を使って煙やカーテンの向こう側にある物体を撮影できる電波カメラの仕組みをビデオを使いながら説明したり、クロマキーと呼ばれるシステムで子供たちの映像とCG映像が合成される様子をモニターで見てもらいながら、最新の放送技術を楽しく学んでいただきました。

    その後は5つの班に分かれて、講演で学んだ電波カメラとバーチャルスタジオのほか、めがねが要らない未来の「立体テレビ」、字幕放送で使われている音声認識技術を使い早口言葉や四字熟語のゲームを楽しむ「しゃべってあそぼ!」、音が響かない部屋「無響室」と薄くぺらぺらで透明な素材から音が聞こえる「フレキシブルスピーカー」の見学を行いました。子供たちは、実験スタジオで最新の映像合成技術を見たり、無響室で大声を出しても声が響かない不思議な体験をするなど、普段は見ることのできない部屋や研究成果を見学して、楽しみながら放送技術に触れることができました。質問コーナーでは、子供たちから、講演や見学の内容、研究所の建物のことなどについて、たくさんの質問を受け、「今まで知らなかったことが学べてよかったです」などのご意見をいただきました。技研の研究者にとって、子供たちからパワーをいただく楽しい催しとなりました。今後も、技研の活動や研究成果をさまざまな形でわかりやすくお伝えすることで、より多くの方々に技研の活動をご理解いただけるよう努めてまいります。

講演をする九鬼主任研究員(上)
三ッ峰主任研究員(下)
見学会ではラボちゃんも登場! 質問コーナーでは先生役の研究員も がんばって答えました
 

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