SEINA(聖奈)
「躍進するオクラホマシティ・サンダー」
1月25日(月)
シアトル・スーパーソニックスから、フランチャイズの移転とともに生まれかわったオクラホマシティ・サンダー。
2シーズン目を迎えた今季は、NBA全体で2番目に平均年齢が低く、元気いっぱいです。
新チーム結成1年目の昨シーズンは23勝59敗と残念な結果でしたが、今シーズンの彼らは違います。
シーズン中盤の1月24日時点で、すでに24勝20敗と、昨シーズンの勝ち数を上まっています。
サンダーを率いるのは、21歳のケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルック。
ゲーム中の息はピッタリの2人は、プライベートでも大の仲良し。
近くに住むチームメートのジェフ・グリーンも誘って良く遊ぶそうです。
デュラント のツイッターへの書き込みを見ると、チームメートと遊んでいる様子がうかがえます。
「彼らは若いし、兄弟のように支え合っている。
それが、試合にも良い形で表れているね」と、地元の報道陣も彼らを温かく見守っています。
今シーズンのサンダーは、負けたゲームでも試合内容は決して悪くありません。
12月22日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦では、108対111の大接戦を演じました。
その試合後、ロッカールームでの出来事です。
常に真面目な デュラントは、自分が試合の後半にシュートが決まらなかったこと、負けてしまった悔しさを露わにしていました。
その一方で、ウェストブルックは 、「前回、レイカーズと試合した時よりも、ずっといい試合だった!
きょう、僕、調子良かったしね!」と満面の笑顔。
落ち込むデュラントを励ましてもいて、ポジティブでムードメーカーの印象を受けました。
こんな、違うタイプの2人がチームを引っ張っているからこそ、サンダーが団結している様に感じました。
ヘッドコーチのスコット・ブルックスは「彼らは、成長期なんだよ。だから、試合に勝つことだけが重要ではなくて、成長できる試合をすることを大切にしている」と言っていました。
もともと、若くて才能ある選手が集まったサンダーは、監督やファン、地元メディアにも後押しされ、予想をはるかに超える成長をみせているようです。
アットホームなムードと、頂点を目指すハングリー精神とをいつまでも持ち続けて、躍進し続けてほしいと思います。
【著者紹介】 SEINA(聖奈)
カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業。専攻は国際政治学と経済学。
NHK「BSベストスポーツ」(BS1で毎週日曜日夜放送)の現地レポーターを務める。趣味はピアノとダンス。