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2018年6月18日(月)

出場国を食べ尽くす!食からみるワールドカップ 〜グループH〜

ついにきました、グループH! 2018 FIFA ワールドカップに出場するライバル国の料理を食べて、日本を応援するこちらの企画。今回は日本と同組、グループHの国々の料理を紹介! SportsStory編集部もいつも以上に気合を入れて偵察してきましたよ。

ポーランド代表 ジュレック

ポーランドは3大会ぶりのワールドカップ出場ながら、2年前の欧州選手権ではベスト8に進出、FIFAランキングでは8位(2018年6月7日時点)を記録しています。代表選手には、現在世界有数のセンターフォワードと言われるロベルト レバンドフスキをはじめ、クラブチームでも世界最高レベルでプレーを続ける名手ぞろい!

日本は3試合目にポーランドと対戦することになりますが、その実力はいかに? 料理を食べて早速リサーチ!

今回訪れたのは、静岡駅から徒歩10分の場所にあるポーランド料理店です。店内はポーランドの国旗カラーでもある白と赤で統一されたシックな空間。

その入り口付近には、ポーランド代表のユニフォームが飾られています。

今回ご登場いただいたのは、計8年間もポーランドに暮らしていたというシェフの内藤貴之さん。もともとは和食の料理人で、現地で和食の調理を教えているうちに、ポーランドの料理の魅力にひかれたそうです。一度帰国してポーランド料理店を始めたものの、再び現地に渡って料理を学んだのだとか。

シェフの内藤貴之さん

和食料理人をもうならせるポーランド料理の代表格とはどんな味なのでしょう。気になります!

内藤さん:ポーランドの代表料理のひとつは、ジュレックというスープ。現地では、日本で言うところのお味噌汁感覚で飲まれていて、家庭それぞれのレシピがあるんですよ。

具材として外せないのはソーセージと卵ですね。それに加えて、お肉やじゃがいも、ニンジンなんかを入れたりします。現地でオーダーすると、日本人からしたらスープだけでお腹いっぱいになるほどの量が出てくることもあるんですよ。

ジュレック 500円(税込み)

内藤さんが持ってきてくれたのは、かわいらしい陶器に入った白いスープ。見た目はクリームスープのようですが、口に運ぶとはっきりと酸味が感じられます。それもそのはず、ジュレックはライ麦とハーブを発酵したものをベースに作ったスープで、それが酸味のもとになっているのだとか。ただ酸っぱいだけでなく、あとから具材の優しい風味やサワークリームのまろやかさが広がって、日本人の口にもかなり合います!

さっぱり系のスープのおかげか、スライスしたソーセージや卵といったガッツリ系の具材も、ペロッと食べられちゃいそう。ポーランドの方の食事量はかなり多いそうですが、それも納得です!

内藤さん:サッカーが好きで、ポーランドにいた頃は車で3時間くらいかけてプラハやベルリンにも観戦に行っていました。じつは、ポーランドの国技がサッカーなのですが、良い選手はどんどん国外に出ていってしまうため、国内のリーグは若手のプレーヤーが多いんです。ただ、かつては弱小と言われた代表チームも今ではかなり強くなっていて、多くのサポーターが試合を観戦します。Jリーグでは地元の清水エスパルスを応援していますが、今回のワールドカップではひとりアウェーになっても、ポーランド代表を応援しようかと思っています(笑)

セネガル代表 ヤサとチュ

セネガルがワールドカップに出場するのは2002年の日韓大会以来。当時は初出場ながら開幕戦でフランスを破る大金星で衝撃デビューを果たし、ベスト8に進出して大旋風を巻き起こしました。日本は第2試合目で、この伏兵と対戦します。その強さの源となる「食」とは? スカウティングしてみましょう!

今回お邪魔したのは、東京タワーの“ふもと”にあるビルの2階のお店。いたるところに色鮮やかな布が飾られていて、異国文化を感じられる素敵な空間です。

お店を切り盛りしているのはオーナー兼店長の下和田里咲さん。3年前の夏、セネガルの方に料理を教えてもらうなどして開店したそうです。

オーナー兼店長の下和田里咲さん

さて、今回ご紹介いただいたのは、ヤサ(Yassa)とチュ(Tyu)という郷土料理。なんとも異国情緒あふれる料理名ですね! ヤサは大量の玉ねぎとチキンをマスタードやレモンで煮込んだもので、チュはお肉をトマトベースのスープで煮込んだ料理なのだとか。

下和田さん:どちらもセネガルでは、ランチタイムの時に食べられるポピュラーな料理なんですよ。現地では、大きな鍋に入った煮込みをご飯にかけてみんな手で食べている光景が見られます。

これを食べれば、セネガルの選手たちがお昼にどんな料理でパワーをつけているか知ることができるかも!?

ヤサ(右)とチュ(左)

しばらく待っていると……来たぞ来たぞ! 白いライスの上に乗ったヤサとチュ。彩り鮮やか、ボリュームたっぷりで、お腹が空くお昼には確かにもってこいですね。まずはヤサからいただきます!

ヤサ(Yassa)

口に入れてみると、メインの玉ねぎはマスタードが効いていて、のどを通過する時にピリッとした刺激がアクセントに。また、こちらのお店ではチキンの代わりにシーフードが使われているため、魚介特有の豊かな風味も堪能できます。後味はレモンのおかげで爽やか♪

チュ(Tyu)

次にチュをご飯に絡ませて食べてみると、こちらはトマトベースでヤサよりも濃厚な味付け。存在感たっぷりのチキンに、にんじんやじゃがいも入ってて、具材から出るコクがたまりません…! シンプルだけど飽きのこない味で、どこか懐かしさのある、お母さんの味のようです。これならいくらでも食べられそう!

下和田さん:私はあまりサッカーに詳しくないのですが、現地のビーチでは、セネガルの人たちが一生懸命にボールを追っている姿をよく見ました。セネガルの皆さんは本当にサッカーが大好きで、大人も子どももみんな夢中なんですよ。今回の日本VSセネガル戦は日本時間だと夜中にあたるので起きているのが大変ですが、両チームとも応援したいです!

コロンビア代表 エンパナーダ

食のワールドカップ、最後に登場するのは日本とは初戦でぶつかるコロンビア! コロンビアは2大会連続6回目の出場、2014年の前回大会は、過去最高成績のベスト8入りを果たした強敵です。今大会もフランスリーグで活躍するエースFWラダメル ファルカオ(ASモナコ)、ブンデスリーガで活躍するMFハメス ロドリゲスらを中心に、快進撃が期待されています。

そんな代表選手たちのソウルフードを求めてやってきたのが、恵比寿駅西口から徒歩7分、閑静な住宅街にあるこちらのお店。

店内にはコロンビア代表の歴代ユニフォームや民族雑貨がところ狭しと並べられ、一歩足を踏み入れれば、気分はすでにコロンビア!

迎えてくれたのは、ニコニコととても優しい雰囲気のオーナー、コイズミさんとスタッフのかおりさん。コイズミさんはコロンビア人の母と日本人の父をもつハーフなのだそう。

オーナーのコイズミさんとスタッフのかおりさん

記者:日本の初戦相手ということで注目が集まっているコロンビアですが、選手たちも食べてきたであろうコロンビアの代表料理を教えてください!

コイズミさん:コロンビアには、どこのお店にもあっていつでも食べられる、日本のおにぎりのような存在の食べ物があります。それが、合挽き肉をとうもろこしでできた皮で包んだ、エンパナーダ。もちろん家庭でも作られる代表料理で、皮の中身は自由です。コロンビアの人は肉の中でも鶏肉が大好きなので、鶏肉を入れることも多いですね。

サイズ的には大きな餃子くらいで「小腹が空いたらまず食べる!」そんな一品とのこと。コロンビア人が慣れ親しんだエンパナーダ、ぜひとも食べてみなくては…!

エンパナーダ1個 400円

食欲をそそる香ばしいとうもろこしの香りとともに、エンパナーダが到着。フレッシュトマトやネギとパクチーの入った特製のサルサソースが添えられています。

早速いただきます! 食べてみると、とうもろこしの甘みが感じられ、その後、ぎっしりと詰まったお肉の旨みが追いかけてきます。素朴な見た目ながら、とうもろこしの皮や具材の風味・食感が重なり合って深い味わいに。

これを片手にビールを飲みながらサッカー観戦をしたら最高でしょう!

記者:コロンビア代表は今勢いに乗っていますね。初戦が日本ということでコイズミさんはどんな期待をされていますか?

コイズミ:コロンビア代表でいうと、前回大会は怪我で出られなかったファルカオに注目しています。今大会で彼が本領を発揮したら、コロンビア代表は優勝間違いないですね! 初戦の日本戦から目が離せません!

今回登場したのは、その国で日常的に食べられている家庭料理たち。素材の味が引き立つ飽きのこない料理ばかりで、どれも日本人の口に合いそう! 料理ではついつい白旗をあげたくなるグループHですが、サッカーの試合では負けていられません! 要チェックです!

                   
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