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NHKスポーツオンライン

    • 2018年01月09日(火)

    ピョンチャン五輪まで1か月 課題は盛り上げ

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 韓国で開かれるピョンチャンオリンピックの開幕まで9日で1か月です。

 

競技会場がほぼ完成しているのに対して、チケットの販売は最終目標の6割程度となっていて、残る期間でどう盛り上げていくかが課題になっています。

 

 

 

いよいよ開幕まで1か月

 

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 ピョンチャン大会は韓国で初めて開かれる冬のオリンピックで、来月9日から25日まで17日間にわたって7つの競技、史上最多の102種目が行われます。

 

韓国東部のピョンチャン(平昌)郡や隣接するカンヌン(江陵)市などの合わせて12の競技会場は完成し、スキー競技の会場では仮設の観客席の設置作業やコースづくりなど準備は仕上げの段階に入りました。

 

また、首都ソウルとの間をおよそ1時間30分で結ぶ高速鉄道も先月開通するなど、施設面の整備は順調に進んでいます。

 

課題は国内の関心の薄さ

 

 

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一方、韓国国内で大会への関心の高まりが鈍く、海外からは北朝鮮情勢に対する懸念などもあり、チケットの販売は今月3日時点で最終目標の64%となっていて、残る期間でどう盛り上げていくかが課題となっています。

 

 大会の組織委員会は去年11月から自治体の庁舎や高速鉄道の駅などでチケットの対面販売を始めたほか、各業界団体に大口の購入をしてもらうなど販売の強化に力を入れています。

 

また、地元で開かれた寒中マラソン大会など多くの人たちが集まるイベントに合わせた広報活動を精力的に行い、オリンピックへの関心を高めようという取り組みも進めています。

 

 

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こうした中、韓国と北朝鮮の閣僚級会談では、懸案となっていた北朝鮮の大会参加についても本格的な調整が行われるため、ピョンチャンの関係者はその行方に高い関心を持っています。

 

 

 

日本 メダル期待の競技は

 

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 日本が獲得するメダルの数について、JOC=日本オリンピック委員会は、複数の金メダルと、総数で8個を超えることを目標に掲げています。

 

日本は、冬のオリンピックでは、自国開催だった1988年の長野大会で金メダル5つを含む10個のメダルを獲得し、現在もこれが過去最多ですが、海外でのオリンピックでは1大会で複数の金メダルを獲得したことはなく、総数も前回のソチ大会の8個が最多で、今回はそれを超えたいとしています。

 

 

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 メダルに近いのは、まず、スピードスケートです。

 

中でも、小平奈緒選手は、ワールドカップで15連勝中の500メートルと、去年12月、世界新記録をマークした1000メートルの2種目で金メダルの最有力候補です。


また、今シーズン3回世界新記録を出した女子団体パシュートも金メダルが期待でき、チームの中心の高木美帆選手は、ワールドカップで4戦全勝の1500メートルでも金メダルが狙えます。

 

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 フィギュアスケートは、男子シングルで羽生結弦選手が去年11月に痛めた右足首のけがから復帰し、この種目で66年ぶりの大会連覇という快挙を果たせるか注目です。

 

 

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スキーのジャンプ女子は、まだ代表は決まっていませんが、高梨沙羅選手が前回のソチ大会で4位だった悔しさを晴らす活躍に期待が集まり、伊藤有希選手も昨シーズンのワールドカップで高梨選手に続く総合2位に入った実力でメダルを狙える位置にいます。

 

 

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 また、前回のソチ大会で銀メダルを獲得したスキーノルディック複合、個人ノーマルヒルの渡部暁斗選手と、スノーボードは男子ハーフパイプの平野歩夢選手と、女子パラレル大回転の竹内智香選手、それに、前回銅メダルだったスキーフリースタイル女子ハーフパイプの小野塚彩那選手などが2大会連続のメダル獲得を目指しています。

 

 

 

 

日本代表の決定状況は

 

 

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ピョンチャンオリンピックの日本代表選手は、多くの競技で決まっています。

 

スケートは、フィギュアが9人、スピードが16人、ショートトラックが10人と代表が出そろっています。

 

スキーは、クロスカントリー男子やフリースタイル女子ハーフパイプなど4人が内定し、スノーボードは8人が内定しています。

 

カーリングは20年ぶりに男女で出場権を獲得し、女子はLS北見、男子はSC軽井沢クラブが出場します。

 

アイスホッケーは、女子が2大会連続3回目の出場です。

 

一方、まだ代表が決まっていないのは、スキーでは、ジャンプやアルペン、ノルディック複合などのほか、そり競技のボブスレーやスケルトン、それにバイアスロンです。

 

これらの競技も今月には代表が決まり、選手たちは今月下旬に行われる日本選手団の結団式のあと、順次、現地に入ることになります。

 

 

 

大会スケジュールは

 

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開会式来月9日に行われ、大会1日目のこの日にフィギュアスケートの団体が始まります。

 

10日は、アイスホッケー女子で日本がオリンピック初勝利をかけてスウェーデンと対戦。

 

スピードスケートの高木美帆選手が1種目目の女子3000メートルに登場するほか、45歳で8回目のオリンピック出場を確実にしている葛西紀明選手のジャンプの男子ノーマルヒルもあります。

 

12日は、高梨沙羅選手と伊藤有希選手のジャンプ女子、高木選手のスピードスケート女子1500メートル、20歳の堀島行真選手のスキーフリースタイル男子モーグルと、見どころ満載です。

 

14日は、19歳の平野歩夢選手のスノーボード男子ハーフパイプ、渡部暁斗選手のスキーノルディック複合の個人ノーマルヒル、小平奈緒選手と高木のスピードスケート女子1000メートル、それにカーリングの予選リーグも始まります。

 

16日は、羽生結弦選手に注目が集まるフィギュアスケートの男子シングル前半のショートプログラムで、翌17日後半のフリーが行われます。

 

18日は、注目の小平選手のスピードスケート女子500メートルで、19日スキージャンプ男子団体です。

 

20日は、小野塚彩那選手のスキーフリースタイル女子ハーフパイプ、21日はスピードスケートの女子団体パシュートとフィギュアスケートの女子シングルのショートプログラムです。

 

1日おいて、23日女子シングルのフリーが行われます。

 

そして、24日に竹内智香選手のスノーボード女子パラレル大回転が行われ、25日閉会式です。

 

 

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