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ついに解明!武蔵にまつわる4つの謎

2017年2月14日

どこに沈んでいたのか? どのような戦艦だったのか? なぜ沈んだのか? 戦艦大和ともに、国の命運を託された武蔵にまつわる謎がついに解明された。明らかになった4つの謎を解説!

Q.武蔵はどこに沈んでいた?

A.フィリピン沖1,200mに位置するシブヤン海。発見したのは、マイクロソフトの共同創業者で実業家のポール・アレン氏による海底探査プロジェクトチーム。写真に記録された地形などを詳細に分析。8年の歳月をかけ、2015年3月、ついに発見した。

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世界屈指の沈没船捜査のプロが結集した

Q.武蔵はどんな戦艦だった?

A. 全長263メートル、基準排水量6万5千トン。ジャンボジェット機3機分もの巨大戦艦で、前方に世界最大の46センチ砲を2基、後方に1基を搭載していた。NHKは入手した映像を1,000万枚の画像に分解し、それらを組み合わせることで、武蔵の立体モデルを作成した。

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Q.“無敵の不沈艦”と呼ばれた武蔵はなぜ沈んだ?

A.40センチもの分厚い装甲板に心臓部を守られ、世界一の防御力を誇っていた武蔵。沈没は、敵戦艦の砲撃によって装甲板を破られたのが原因ではなかった。事前に情報をつかんでいた米軍航空機の魚雷攻撃が分厚い装甲板のつなぎ目部分を直撃。リベットと言われる鉄の留め具がはずれ、その隙間から浸水して沈没したと推測される。

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図面から見えてきた武蔵の弱点

Q.原形をとどめたまま沈んだはずの武蔵は、なぜ海底でバラバラに?

A.沈没直前の姿を捉えた写真から、武蔵は原形をとどめたまま沈んだと考えられていた。しかし深海で発見された武蔵は艦首と艦尾以外のパーツは原形をとどめないほど、粉々だった。原因は、放たれることのなかった160発以上の弾と、それを発射するための100トンの火薬が水中で爆発を起こしたと推測される。

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海底1200メートルの深海に沈む武蔵

詳しくは、“無敵の不沈艦”はなぜ沈んだ? 武蔵の知られざる真実と最後

この記事は、2016年12月4日に放送した 「NHKスペシャル 戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~」 を基に制作しています。
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