鉱山事故の救出現場では、チリ政府による規制が厳しく、各国メディアも殺到していたため、取材は容易ではありませんでした。私たちは、地下に閉じ込められた作業員の家族を独自に取材し、信頼関係を築くことにしました。こうした中、ある相談を家族から受けました。「地下にいる兄が、カメラを送ってほしいと言っている。助けてほしい」というのです。私たちは、その家族に協力して、小型カメラを細い穴を通じて地下の作業員に届けました。そして、作業員が救出された後、地下で撮影した映像を私たちに提供してくれました。こうして私たちは、誰も目にしたことのない地下の生活を記録したスクープ映像を入手し、救出劇の舞台裏を番組で克明に描くことができました。取材に協力してくれた作業員とその家族、そして、ともに取材・制作に携わった多くの仲間たちに深く感謝します。








