「国民のためという目的を持って政権を代える…それ自体が権力闘争であり政局だ――」。 自民党を飛び出して16年。幾多の権力闘争の末、ついに政権交代を果たした民主党幹事長・小沢一郎は、NHKの単独インタビューでこう語った。
16年前――。1993年6月18日、宮沢内閣への不信任決議。それに続く自民党の分裂。 自民党を飛び出した男たちと、とどまった男たちの、政権を巡る長い戦いの始まりだった。
冷戦終結、グローバル化の嵐、一流国≠ゥらの転落・・・。 時代が、世界が、日本が、激変したこの16年。私たちは何を選び、何が失われてきたのか――。 「55年体制」に代わる「新たな政治」模索の道のり。 権力を巡る攻防のドラマを、中枢にいた20人を越える政治家たちの生々しい証言で綴(つづ)る。
3回シリーズの第1回は、原点である「16年前の政権交代」。 小沢一郎が仕掛けた細川政権成立のドラマ。短命に終わったガラス細工の政権≠フ内実。そして自民党・執念の政権奪還劇…。道のりの始点、10か月の政権攻防に迫る。
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