ソビエト崩壊後は弱体化の一途をたどってきたロシア軍が、いま、際立って存在感を取り戻しつつある。プーチン政権は強い軍隊を「大国復活への拳」と位置づけ、軍の再生に力を入れてきた。ロシア全土で次々と新設されているカデット(軍人を養成する学校)。ロストフ州にある「プラトフ将軍記念カデット」では12歳から17歳までの男女300人が学ぶ。カラシニコフ銃の組み立てや手投げナイフの特訓などの「軍事訓練」とともに、「国家を守ること」の絶対的価値をたたき込まれる。アレクサンドル・マスレイニコフ君は「アメリカに対抗するため、最強の戦略核ミサイル部隊に入隊したい」と目を輝かせる。
20世紀初め「世界最強の陸軍国」と恐れられたロシア。急速に膨張する民衆の愛国心、そしてその上に形作られようとしている“覇権主義”の危うさを最前線から報告する。
≫プーチンのリスト 〜強まる国家資本主義〜≫失われし人々の祈り 〜膨張するロシア正教〜≫離反か 従属か 〜グルジアの苦悩〜≫プーチンの子どもたち 〜復活する“軍事大国”〜※放送予定は急遽変更となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。