サブプライム問題はなぜ起きたのか。危機はいつまで続くのか。次にどんな時代が訪れるのか。サブプライムローンの取引や開発に携わった当事者たちが、ついにカメラの前で赤裸々に語った。最先端の金融工学を駆使した証券化という手法を過信し、全体像を見失った現場の実態。金融商品とともにリスクも転売し、誰も責任をとらない無神経が常態化していった恐ろしさ。日本のバブル崩壊をはるかにしのぐ、世界を巻き込んだ欲望の膨張と頓挫。しかし彼らも、彼らにとって変わろうとする中東などの新興勢力も、マネーを操る技術をさらに競うことで次の時代の覇者たらんとしている。
大手証券ベア・スターンズの破綻後も大手金融機関は損失をふくらませ、今も泥沼の状況にあるニューヨーク・ウォール街。サブプライムローンという「打ち出の小槌」を発明し住宅バブルを謳歌したのも今は昔、とどまるところを知らない地価の下落と、証券化ビジネス冷え込みあおりを受けるカリフォルニアなど危機の現場を徹底取材。東京で行われるG8を受けて値動きが注目されるニューヨーク証券取引所のナマの情報も織り交ぜながら、ビジネスマンが知りたい「今、本当は何が起きているのか」を、全力で伝える。
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