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NHKスペシャル
2007年7月15日(日) 午後9時〜9時59分
総合テレビ
失われた文明 インカ・マヤ
第3集 密林が生んだ二千年の王国
歴史・紀行
ジャングルの巨大ピラミッド、高度な天文学と数学、謎めいたマヤ文字……。中米のマヤ文明は、70もの都市が共存しながら、密林の中で二千年もの繁栄を謳歌した。
石灰岩質の中米では、雨がすぐに地下に染み込み、大河がない。極めて水の得にくい過酷なジャングルの中、いかにマヤ文明は栄えたのか。番組ではその謎に挑む。
マヤ繁栄の鍵は「漆喰」だ。マヤの人々は、建物の表面から地面に至る全てを、大量の漆喰で塗り固め、雨が地下に染み込むのを防いでいた。漆喰の材料はあの石灰岩。マヤ人は雨を奪う石灰岩を逆に利用することで、水の確保を成し遂げたのだ。
また、密林に住むマヤ人は、焼き畑でトウモロコシを栽培した。しかし広範囲に焼きすぎると森が再生しなくなるため、焼き畑ができる範囲には限りがあり、収穫量にも限界がある。マヤの各都市はその限界を超えてまで拡大しなかった。それぞれが自分の適正規模を保持していたため、70もの都市の共存共栄が可能になったのである……。
密林という厳しい環境を克服して、独自の発展を遂げたマヤ文明の素顔を描く。

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