今、全国で急速に子どもの遊具の“撤去”が進んでいる。気がつくと、ガランとした何もない殺風景な公園が目立つ。一度事故が起きると、遊具はすぐに撤去されていく。 「子どもから“遊び”を奪ってはならない。大事なのは、“遊び”の中で“危険”を回避するすべを学ばせることだ。」と専門家や市民たちの共同プロジェクトがスタートした。 どうすればリスクを減らして、子どもたちの手に「遊び」を取り戻すことができるか、人間工学の研究者・医師・遊具メーカー・児童心理学者、そして市民がプロジェクトに参加し、遊具の改良に取り組む。 @子どもにはどんな体験が必要か、どこまでの危険なら許容できるか、市民たちの議論が始まった。Aどのようにして子どもは予想外の危険行動をとるのか、カメラで記録し、子どもの集団行動を分析する。Bそれを元に、子どもの遊具を一から作り上げる。C実験と改良を繰り返しながら、遊具と子どもの“遊び”を復活させていく。 番組は、こうした試みを軸に、子どもの成長に欠かせない“遊育”を考えていく。
|