銀行に預けたお金が、知らないうちに消えている。インターネットが急速に普及していく中、その技術を悪用した「サイバー犯罪」が広がっている。
銀行の偽のホームページに誘導し口座番号などを盗むフィッシング詐欺、叩いたキーの記録からクレジットカード番号などを盗むスパイウエア。犯罪者は巧妙な技術を駆使して私たちの預金を狙っている。
犯罪者は国境の向こうからも侵入してくる。去年、米国ではクレジットカード情報4千万件が盗まれるという事件も起きた。盗んだ口座番号は犯人が自分で使うだけではない。闇市場では1件50万円で売買されているという。
サイバー犯罪者と捜査機関の知られざる闘いを追い、情報の先端技術が生んだ犯罪の驚くべき実態を明らかにする。
≫第2回「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」
≫第3回「しのびよる破壊 航空機エンジン」
≫危機と闘う テクノクライシス(3回シリーズ)について