認知症予防のカギ!MCI(軽度認知障害)

認知症の予防のカギとして注目されているのは、“MCI”(軽度認知障害)。認知症の一歩手前の段階です。
MCIの人は、必ず認知症になるわけではないことも判明!認知症の段階ではなく、MCIの段階で見つけられれば“予防の道”へ進むことができます。


歩行速度で認知症のリスクがわかる!

MCI、認知症にすすんでいくと意外なことに歩く速度が遅くなることがわかってきました。
ある速度よりも遅くなると、MCIや認知症のリスクが高くなります。その歩行速度は


秒速 80cm(時速 2.9km)かどうか 見定める方法は
1)横断歩道は秒速100cmで渡れるようになっているものが多い。信号を以前は渡りきれていたのが、渡りきれなくなると要注意の歩行速度。
2)駅まで歩く時間が以前よりも遅くなった。
自分の歩行速度にも気をつけましょう。

MCIの早期発見

MCIかどうかを調べる方法の1つに「認知機能テスト」があります。 受けたい場合は、以下のような方法があります。
・自治体 または、地域包括支援センターに相談
近頃は、認知症予防・早期発見の重要性から「認知症検診」を行う自治体も増えてきています。

・病院の「もの忘れ外来」
より専門的な検査を受けることができます。

単なる年のせいと思ったらMCIのサインかも


こうした変化は脳内ネットワークが衰えていることが関係していると考えられています。
こうした変化が3つ当てはまるときは、もの忘れ外来など専門医に診てもらいましょう。

早歩きの脳におよぼす驚くべき効果!

認知機能向上を確認!最新・予防研究の報告

年齢と共に認知機能は低下していく。今年、フィンランドを中心とする研究チームが認知機能の向上を確認したと発表し、世界中から注目を集めています。
その方法とは、運動、食事などの改善を組み合わせる簡単なものです。

フィンランドで行われた認知症予防の「フィンガー研究」とは

・運動
早歩きなどの有酸素運動と筋肉トレーニングを行うことです。
おすすめは「ちょい足しウオーキング」。歩幅を5cm広げると体にかかる負荷が増えます。心拍数の目安は120程度です。
※持病がある人は主治医に運動してよいかをご相談下さい。
・食事
特に日本人は塩分の摂取量が多いため、塩分を控えるのはお勧めです。
・認知トレーニング
フィンランドでは神経衰弱のようなゲームなどを行いました。囲碁や将棋なども。
・健康管理 血圧などの管理や生活習慣病の対策をおこないます。

ポイントは「様々なことを組み合わせる」こと。一つだけではなくいくつも そして、仲間と一緒におこなうことが長続きする秘訣です。

「認知症は他人事ではない。自分のこととして考えよう」。

http://www.nhk.or.jp/ninchishou/