NHKスペシャル【MEGAQUAKE 巨大地震】

地球の“地下の真実”を、知っていますか?
地震研究の最先進地・日本から、この惑星に生きる覚悟を伝えるドキュメンタリーシリーズ!

放送スケジュール

第1回 次の巨大地震をつかめ 人類の果てしなき闘い

【総合】2010年1月10日(日) 午後9:00〜9:58 放送

【再放送:総合】1月13日(水) <12日(火)深夜>
午前0:45〜1:34 放送

【再放送:総合】3月31日(土) <30日(金)深夜>
午前1:45〜2:43 放送

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「巨大地震はいつ、どこで起きるのか」 阪神淡路大震災から15年、その問いに迫る闘いは新しいステージに入っている。高感度地震計やGPSという最新観測技術を手に入れたクエイクハンターたちは、地球の内部を克明に捉え、「地震の巣」をピンポイントで明らかにしつつある。日本沿岸では、複数の中規模地震がわずかな誤差で予測可能になってきた。巨大地震の発生時期の解明につながる可能性を秘めたサインも世界各地で観測されるようになった。さらに、世界各地に眠る地層の痕跡を読み解くことで、これまで記録がなく「空白域」とされてきた地域に迫る巨大地震の可能性が次々とあぶり出されている。アメリカでは先住民族の伝承でしか伝えられなかった過去の地震が明らかになり、シアトルなどアメリカ北西沿岸部の都市は、M9の巨大地震の脅威にさらされることになった。日本列島でも、東海・東南海・南海地震がさらに西側に広がる、未知の“3連動プラス1”超巨大地震の可能性が新たにクローズアップされている。地球上での繁栄を謳歌してきた人類は、最新科学を描き出す巨大地震のリスクとどう向き合えばよいのか。人類と地震の攻防、その到達点を描く。

第2回 KOBE 15秒の真実 その時地下で何が

【総合】2010年1月17日(日) 午後9:00〜9:49 放送

【再放送:総合】1月20日(水) <19日(火)深夜>
午前0:45〜1:34 放送

【再放送:総合】3月31日(土) <30日(金)深夜>
午前2:45〜3:34 放送

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初めて現代都市を直撃したメガクエイク、阪神・淡路大震災。わずか15秒の揺れが、なぜあれほどの惨禍をもたらしたのか? 震災を機に急速に発達した地震観測網とデータ解析技術が、その答えとなる知られざる「地下のリスク」を少しずつ明らかにしている。
活断層破壊の引き金となった地下深くに滞留する「水」。断層面にアスペリティ(固着域)が2つあったため、2波連続で発生し、木造住宅を破壊した強力な地震波。入り組んだ表層地盤が生みだした複雑な揺れによって致命傷を負い、倒壊した高速道路。揺れが収まったその時に、郊外の住宅地で起きた時速40キロの高速地滑り…。
番組では、明らかになった地下のメカニズムに、木造住宅、高速道路、地滑り、それぞれの生存者の証言をもとにした再現ドラマを組み合わせ、15秒の「完全再現」を試みる。高精細のデジタルシネカメラで撮影した再現ドラマは専門家の監修による解析CGと最新のVFX技術によって融合。これまで映像化されてこなかった「15秒の真実」とは.
都市直下の活断層の脅威を世界に知らしめた「KOBEの15秒」。その真実を最新科学で見つめ、次なる活断層地震にどこまで備えられるのか、その到達点を描く。

第3回 巨大都市(メガシティ)を未知の揺れが襲う 長周期地震動の脅威

【総合】2010年3月7日(日) 午後9:00〜9:49 放送予定

【再放送:総合】4月1日(日) <31日(土)深夜>
午前0:30〜1:19 放送

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近い将来高い確率で発生が危険視されている南海トラフでの巨大地震。スーパーコンピューターによる最新解析によると、放出された膨大な地震波のエネルギーは、とくに東京・大阪・名古屋といった大都市圏に集中的に襲いかかり、長く大きく高層ビル群を揺らし続ける「長周期地震動」を発生させると予測されている。関東大震災以後、大地震を知らずに発展を続けてきた日本のメガシティは、その危機を乗り越えられるのか。
未知なる脅威「長周期地震動」の実像を知る手がかりは、25年前に中南米最大の都市メキシコシティを襲った巨大地震に隠されていた。震源からはるか400キロ離れた都市直下で急激に増幅し、およそ1分間にわたってビル群を揺さぶり、破壊した謎の地震波。その背景には、もともと非常に脆弱な地盤を人間が埋立て、都市を築いてきた歴史が秘められていたのだ。
メキシコシティと同様、江戸期以降あいつぐ土地改良と埋立てによって世界最大級の都市を築き上げてきた東京。しかし、長周期地震動のリスクは高層ビル設計の中で長年“想定外”とされ続けてきた。さらに、長く揺れ続けることによって湾岸部などでは液状化被害が拡大し、建物の基礎や地下のライフラインに深刻な被害を与えることも最新研究でわかってきた。にわかに突き付けられた未経験の災害の脅威に、都市文明はどう向き合うのか。最新研究成果と都市の秘められた歴史を軸に、メガシティに迫る危機の実像をつぶさに描き出す。

番組イメージ

第3回 インサートドラマ 超高層の“悪夢”

 

東京都心の超高層ビル−東京を見渡す絶景の最上階でバーを経営する松本(西村雅彦)。

訪れる客たちとの楽しい会話。こどもの頃からの夢が実現し、至福の時。

しかし、小説家の戸田(堀部圭亮)とその恋人・まる子(遠藤久美子)そして、建築士の白石(小野寺昭)の話し声が耳に入ってくる。

超高層ビルを襲う“新たな揺れ”という怖い話。

揺れるビル、崩れるボトルケース…

さて、松本はどうするのか?

第4回 TSUNAMI 襲来の悪夢

【総合】2010年3月14日(日) 午後9:00〜9:49 放送予定

【再放送:総合】4月1日(日) <31日(土)深夜>
午前1:20〜2:09 放送

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第四回は津波と人類の闘いの最前線を見つめる。人類誕生以来、幾千万もの命を奪い、海外では”Killer Wave”と呼ばれることもある津波。22万人以上の犠牲者を出したインド洋大津波から5年、世界の研究者たちが次に大津波が襲来すると警鐘を鳴らしているのが日本だ。そして「その時」、有史以来初めて、高度に発達した都市住民が津波に見舞われることになる。大津波が日本の都市を襲う時一体何が起き、そして人々の命は救われるのか。これまで誰も検証出来なかった難しい問いに、今、津波研究者たちが挑んでいる。海底調査や津波堆積物調査による次の津波の規模の予測から、市街地に入り込んだ津波の挙動を詳細に解析する「高精細シミュレーション」や都市を津波から守る世界初の浮上式津波防波堤の開発まで、様々な角度から対策が進められているのだ。そうした研究者たちに共通するのが「津波は自然災害の中で人々が向き合うのが最も難しい災害である」という思いだ。発生が極めて低頻度であるがゆえに被災体験が共有されず、しかし、一度起きれば広域に甚大な被害をもたらすからだ。
番組では、一人でも多くの命を救いたいと地道な努力を続ける研究者たちのルポにドラマを絡めながら、都市を襲う津波の真の姿を”未来の被災者”にリアリティ豊かに伝えていく。やがて確実に訪れる「その時」を前に、「巨大地震のある惑星に生きることの意味」を問うシリーズ最終章である。

番組イメージ

第4回 インサートドラマ まだ見ぬ津波の脅威

 

高知市に暮らす29歳の千春(酒井若菜)。
大阪にいるフィアンセ(忍成修吾)との結婚を間近に控え幸せな毎日を過ごしていた。

「その時」までは‥‥。

突然の巨大地震。
散乱したアパートの一室で恐怖におののく千春。

しかし、本当の恐怖は千春の知らない間に、間近に忍び寄っていた…。