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温暖化は、世界の食料事情を激変させる。日本では、北海道で稲の収量が増加するが、他の地域では減少するため全体では10%の減収となる。リンゴの生産適地は本州から北海道へと移動し、西日本の太平洋側で生産されるミカンは、本州内陸部と日本海側で作られるようになる。また、死をもたらす熱帯病のデング熱が徐々に拡大してきているが、百年後には九州南部や米国南部が感染危険地域に入る。海面上昇が進めば、今世紀末には2億6千万もの人々が環境難民になる可能性がある。こうした悲劇を避けるには、どうすればよいのか。シミュレーションによれば、温室効果ガスの排出量を2050年に世界全体で50%削減しなければならない。果たしてそれは可能なのだろうか。 |
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