2兆円は銀行をどう変えるか 〜密着・りそなの270日〜
写真1 りそな銀行 細谷英二会長
 
りそな銀行 細谷英二会長
 
写真2 りそな銀行全店に貼り出されたポスター
 
りそな銀行全店に貼り出されたポスター
問い合わせメモ

【番組趣旨】
 去年5月17日、経営に行き詰まり、公的資金を申請した日本第5位の金融グループ・りそな。国は金融危機を防ぐために、2兆円という、かつて例のない巨額の公的資金投入を決定、国の管理下に置いて再生させる方針を打ち出した。その再生を託されたのは細谷英二会長(58)。JR東日本の元副社長で、かつて国鉄民営化の実現に奔走し、民営化後は事業の多角化による収益向上に注力した手腕が見込まれた。細谷会長は、支店の窓口の営業時間の延長、窓口の待ち時間ゼロを目指す運動など、これまでの銀行の常識にとらわれない改革を進めている。
 一方で、現場の支店では、収益向上の柱となる融資に苦闘している。公的資金投入で信頼が揺らぎ、激化する他行との競争にも打ち勝たねばならない。給与カット、大規模なリストラなど、改革の痛みも現実になり始めた。また、公的資金投入を境に、取引先の企業との関係にも、変化が現れ始めている。
 外部からの改革者・細谷会長は、大手銀行・りそなを、どう変えようとしているのか。2兆円という公的資金で、りそなはどう変わるのか。公的資金投入申請から現在まで、改革の現場に密着した270日間を記録した。