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■番組の概要 2001年3月、アフガニスタン、バーミアンで1500年以上前に作られた巨大大仏が破壊された。数世紀の年月をかけて作られ、三蔵法師も訪ねた世界的文化遺産は一瞬で消え去った。破壊を行ったアフガニスタンの支配者タリバンには世界から非難が集まった。 だが、破壊の3年前、タリバンの指導者オマルは「大仏保護」の指令を発していた。 タリバンの“変心”の裏側には、半年後におきる9・11同時多発テロの首謀者、オサマ・ビンラディンがいた。当時アフガニスタンに潜伏していたビンラディンにとって、タリバンに深く食い込み、大仏破壊という「テロ」を行うことは、大きなメリットがあったのだ。オマルはなぜ変心し、タリバンは大仏破壊へと突き進んだのか?ビンラディンの関与はどのようなものだったのか? これまで口を開かなかったタリバンの幹部の取材に成功、さらに破壊阻止に奔走した国連、ユネスコ、イスラム世界の宗教指導者らの証言を得て、大仏破壊の裏側で進んでいた恐るべき策謀が初めて明らかにされる。それは、さらなる混迷を深める21世紀の出発点となった歴史の転換点だった。 ■番組中で「分析メモ」を紹介した田中浩一郎さんについて 在イラン日本大使館専門調査員、国内シンクタンク研究員を経験したあと、1999年〜2001年外務省からの派遣で、国連アフガニスタン特別ミッション政務官(本部パキスタンのイスラマバード)となる。タリバンを含むアフガニスタンの紛争当事者との交渉にあたる。現職は、(財)国際開発センター主任研究員。 同センターのホームページは http://www.idcj.or.jp/ ■番組中で紹介した節目となる年号など
■当時のアフガニスタンの状況について知りたい方への参考図書 「アフガニスタン 国連和平活動と地域紛争」 川端清隆著 みすず書房 「アフガニスタン史」前田耕作・山根聡著 河出書房新社 |
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