沢木耕太郎 アマゾン思索紀行 隔絶された人々 イゾラド
写真1
コルボ族が暮らす
ブラジル・ペルー・コロンビアの国境地帯の
ジャングルへ向かう沢木耕太郎さん(右)
写真2
コルボ族
問い合わせメモ

【沢木耕太郎(さわき・こうたろう)氏について】
・1947年(昭22)生まれ。ノンフィクション作家。「テロルの決算」で大宅賞。「一瞬の夏」で新田次郎賞。他に「壇」「深夜特急」「人の砂漠」など。

【フナイ(FUNAI)とポスエロ氏について】
・ブラジルの先住民族を保護するために設立された政府機関。ブラジル法務省に属している。本部は首都ブラジリアにあり、全国に支部、駐在所を持つ。
 駐在所は、全国に300は越える保護区の中にあり、活動の中心となる。
 業務は先住民族の土地の確定、健康管理、教育の充実、土地を巡る紛争(開発業者・開拓者・鉱山探しの人たち=ガリンペイロ)の仲裁など。
・ポスエロ氏はFUNAIの中の「イゾラド局」の局長。イゾラド局の業務は、イゾラドがいると思われる地域を上空と地上から調査し、存在を確認した後に立ち入り禁止の保護区に制定、管理を行うというもの。
・保護区が制定されるのは簡単なことではない。開発業者は勿論、開発を担当する政府機関の抵抗がある。また、制定後も豊富な鉱物資源を狙う不法侵入者が絶えない。
・保護区に入るには、ブラジル法務省の特別な許可が要る。
取材陣は、6地区にてブラジル法務省の許可を取得し、取材している。

【イゾラドの居住地域について】
・現在、イゾラドの存在が確認されている地域は6ヶ所。その全てにポスエロ氏のイゾラド局が前線基地を置いている。年間予算は3000万円。人員も予算も足りず、EUやスペイン王家からの補助に頼っている。