NHKスペシャル

自衛隊はどう変わるのか ~安保法施行まで3か月~

ことし9月に成立した、安全保障関連法。自衛隊は、“日本の防衛”そして“国際社会の平和と安全”のために、一層大きな役割を担うことになる。日本の安全保障政策の大きな転換を、現場の隊員はどう受け止めているのか。そして、その活動はどう変わっていくのか―。中国による海洋進出が活発化する中、安保法の成立に先立って、「日米防衛協力のための指針」が18年ぶりに改訂された。この時交わされた日米の議論を取材し、両国が今後の自衛隊の活動をどのようにとらえているのかを探る。さらに、島しょ防衛を想定した自衛隊とアメリカ軍の共同訓練、自衛隊によるアフリカ・南スーダンPKOを取材し、最前線の隊員たちが、今、何を感じているのかを見つめ、自衛隊の“これから”を考える。