
2012.05.01
中学生の賢治は"星"に何を思ったのか?
前回紹介したように、賢治が中学時代にすでに星への興味を持っていたことは明らかである。しかし、天文に関する知識はどうして得ていったのかは、初期の頃はあまり明らかではない。科学的興味よりも、むしろ何らかの思いを純粋に星に投影していた可能性が強いと筆者は想像している。 賢治が旧制盛岡中学に入学し、寄宿舎に入ったのが明治42年(1909年)、賢治13歳の頃だ。その後、週末には泊まりがけで鉱物採集のため...
2012.05.17
第2回 部分・皆既・金環 ~私の日食体験~ (6)
25年ぶりの金環日食を前に 5月21日(月)が近づき、差し替え回のコラムも終わりに近づいた。今回の金環日食について、私たちが金環日食に出会う機会が、どれほど稀なことかを示す表現では、東京都内では173年ぶり、本州では129年ぶり、日本では25年ぶりと言った記述が使われている。ここでは「日本では」という事で話を進めたい。この条件で考えると、今回、晴れていれば観察できる金環日食を、仮に天候に恵まれず...







