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今回の放送

地球の声を聞こう「大雪災害にそなえよう」

日本は世界有数の「豪雪国」です。
雪による被害が大きい「豪雪地帯」は、日本海側を中心に、国土面積のおよそ半分にもなります。さらに最近では、「豪雪地帯」以外の太平洋側の地域でも、雪による被害がたびたび発生しています。雪害は、いまや決まった地域だけの災害ではありません。

大雪にどう備えればよいのか?雪がもたらす災害について30年以上研究している上石勲先生と一緒に、その方法について、実験を通して考えていきます。

雪には「重い雪」「軽い雪」の2種類があり、それぞれ引き起こされる災害が違う、と上石先生は言います。
家屋の倒壊などを招く「重い雪」の威力はいかほどか。先生は実際に屋根から雪を落とし、子ども達とともに確かめます。
また「軽い雪」は吹雪をもたらします。吹雪の際、視界はどこまでさえぎられ、どのように身動きがとれなくなるのか。実験施設で人工的に吹雪の状態をつくり、ミニチュアの車を使って再現し、吹雪の怖さを伝えます。

こういった雪による災害は、雪の性質はもちろん、風や気温などによっても変わってきます。
日ごろから天気予報に注目したり、さまざまに変わる雪の性質を、よく観察することが大切なのです。

< 出演 >独立行政法人 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター センター長
上石 勲かみいし いさお