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今回の放送

地球の声を聞こう「噴火ふんかの前に何が起きる?」

日本列島に数多く存在する火山。その噴火は予知できる、と秋田大学の火山を研究する林信太郎先生は言います。

たとえば、2000年。北海道・有珠山でおきた噴火では、噴火の2日前に住民全員が安全な場所に避難することができました。それは、噴火の前に、地震や地殻変動などの前兆ぜんちょう現象げんしょうが起きていたためです。

前兆現象はなぜおきるのか?
先生は、子どもたちとともに、ある実験を行います。ゼリーと水風船を地面とマグマにみたてて、前兆現象がおきるしくみを再現してみるのです。
この実験を通して、噴火前、マグマの位置や膨らみ方によって地面にずれが生じ、噴火をある程度予知できることがわかります。

しかし、噴火の予知には限界があります。大まかな噴火の時期や場所はわかっても、厳密に特定することはできません。

噴火災害から命を守るためには、前兆現象が起きたら、まず安全な場所に避難することが大切なのです。

< 出演 >はやし 信太郎しんたろう 秋田大学教育文化学部教授