楽しみながら育む「人間力」

2012年9月2日(1日深夜)【総合】午前2時35分〜2時50分 再放送

神戸で生まれた“楽しいBOSAI”

シンサイミライ学校が目指す“楽しく!真剣に!学ぼうBOSAI”の原点は神戸にあります。永田宏和先生(NPO法人プラス・アーツ理事長)と美術家・藤浩志さんが阪神・淡路大震災10周年事業として開発した家族で楽しみながら学ぶ防災訓練プログラム「イザ!カエルキャラバン!」です。ゲーム感覚あふれる「消火」、「救出」、「救護」などの防災訓練、楽しみながら防災の“知恵”や“技”を学べるようになっています。プログラムの多くは永田先生たちが被災者に聞き取り調査を行い、その体験や知恵から生まれたものです。楽しいから子どもが夢中になり、楽しいから、何度もやって復習してくれるのです。
イザ!カエルキャラバンについてはこちら※NHKサイトを離れます

災害時に必要なことはほぼキャンプで学べる

東日本大震災が起きたとき永田先生は最初、こう思ったそうです。「“楽しいBOSAI”なんて、言ってる場合じゃなくなるぞ」。

そして、これまでの防災プログラムを徹底的に見直し、見えたことが「人間力」の大切さでした。どんな状況でもたくましく生き抜く力を鍛えるプログラムが必要だと永田先生が開発したのが「親子で学べる避難所生活体験プログラム」、名付けて「レッドベアサバイバルキャンプ」です。

1日目は様々な技を学んで練習し、2日目に家族対抗で競争をします。クリアをしたら技ごとのカンバッヂがもらえるなど、ゲーム的な要素を加え、競い合うことで、親も子もみんな楽しく!真剣に!取り組みます。

レッドベアサバイバルキャンプはこちら※NHKサイトを離れます


神戸から東日本へ

サバイバルキャンプの特徴は開催する地域ごとにオリジナルメニューを考えてもらうこと。今回、サバイバルキャンプを実施したのはいわき市。なかでもユニークなプログラムに挑戦したのが小名浜地区です。

リーダーは公民館長の高槻明元さん。「自然災害は想定外のことが起きる。子どもたちが体験したことのないものに挑戦することで、災害を生き抜く力をつけて欲しい」と考えたのが「20キロ ナイトウオーク」です。ゴールするのは深夜0時過ぎ、眠るのは子どもたち手作りの段ボールシェルター。これも高槻さんが考えたオリジナルです。
すべてをやり遂げた子どもたちの笑顔が印象的でした。


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