トップページ > 動画で学ぶ > 冷蔵庫は使えない・・・ 調味料を使ってなま物を上手に使う

地震にそなえる

冷蔵庫は使えない・・・ 調味料を使ってなま物を上手に使う

災害が起こると、電気が復旧するまでは冷蔵庫が使えません。中に入っていたなま物(肉類・ハム・野菜)を上手に使うことはとても大事なことです。漬け込んだり、加熱調理をして、できるだけ長く使えるような工夫をします。ただし、なま物はあくまでなま物です。腐敗しやすく、食中毒の原因になりやすいので、保存という考え方ではなく、どこまでも急場しのぎです。

動画を見る
  • 阪神淡路大震災の後、電気はストップし、冷蔵庫はただの箱となってしまいました。

  • なま物はすぐに熱を通して焼くしかありませんでした。
    そこでできるだけ長く使える工夫をしましょう。

  • 【生肉を調味料に漬け込む】
    生肉などは直接手で触らずに、キッチンばさみなどで切ってポリ袋に入れます。

  • (2)塩・酒を入れます。袋の口を折っておくと入れやすいでしょう。(ポリ袋を使うと、調味料が少なくて済みます)

  • (3)もみ込むように全体によく調味料をまぶしておきます。

  • (4) 絞り出すように空気を抜き、ポリ袋の口を結びます。調味料に漬け込みます。

  • 【ヨーグルト漬け鶏モモ肉のカレー煮】
    ヨーグルトと塩を6:1の割合で生肉に入れ、混ぜ合わせます。
    酸味と塩分を利用して漬け込んでおくと、少しは持ちます。

  • 絞り出すように空気を抜き、ポリ袋の口を結びます。
    調味料に漬け込みます。

  • 【チキンカレー煮】 (2人分)
    ヨーグルト漬け鶏モモ肉…2枚
    ショウガ…1枚
    ニンニク…1かけ
    ケチャップ・ウスターソース、しょうゆ・カレー粉…各大さじ2

  • (1)ショウガ、ニンニク、ヨーグルト漬け鶏モモ肉をいためます。
    ネギなどがあれば一緒に炒めてもよいでしょう。

  • (2)ケチャップ・ウスターソース、しょうゆ、カレー粉を入れ味付けをします。

  • (3)鶏モモ肉に火が通ったら出来上がり。
    ヨーグルトは不足しがちなカルシウムも補います。

紹介者プロフィール

神戸市東灘区 坂本廣子さん
20100422/神戸市東灘区/NHK

料理研究家。サカモト・キッチンスタジオ主宰。
神戸生まれの神戸育ち。幼児期からの食育を30年以上前から提唱。「台所は社会の縮図」として、食育、介護、防災、食の村おこしなど、広く問題解決に取り組む。
阪神・淡路大震災当時は東灘区の自宅で被災。
その経験をもとに、台所からの「頑張らない防災」を提唱している。