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地震にそなえる

【阪神・淡路の経験から】 心のケア

被災した人には無理に体験を聞き出さず、まず心を落ち着けてもらいます。コントロールできない興奮と生き延びた事への自責の念を和らげることが、心のケアにつながります。

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  • 冨永さんは阪神淡路大震災で避難所や仮設住宅を訪れ、被災者の心のケアに当たりました。
    その経験から被災者からは被災体験を無理に聞き出さず、心を落ち着けてもらうことが重要だと指摘します。

  • 「これから生活支援のボランティアに行こうという人は、被災者が被災体験を語ることが回復につながる、とは思いこまないでほしい。噴き出すように話し、止まらない……。それはコントロールのできない語りで興奮状態です。大事なのはその興奮をコントロールする力を身につけることで、実は初期には大事なことです」

  • 「生き残った人は自分を責めます。本当は津波が(家族の)命を奪っていったわけだけれども、時々刻々の判断や助かった自分自身を責めることがあります。それを払拭(ふっしょく)することが大事です」

  • 「自分を責めるようなメッセージをおっしゃったら、ある程度聞いてあげて、
    『でもあなたは自分を責めなくていいと思いますよ』とはっきりと言ってあげます」

紹介者プロフィール

臨床心理士 兵庫教育大学 冨永良喜教授
20110329/神戸市/NHK