今回のゲスト:  ジュリアン・シュナーベルJulian Schnabel アメリカ出身の画家・監督 1951年生まれ主な監督作バスキア潜水服は蝶の夢を見る    ウィレム・デフォーWillem Dafoe アメリカ出身 1955年生まれ主な出演作プラトーンシャドウ・オブ・ヴァンパイアスパイダーマンフロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
Eテレ 2019年11月15日(金)の放送内容

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〜K's Interview〜

『永遠の門 ゴッホの見た未来』
今回のゲスト
guest
ジュリアン・シュナーベルJulian Schnabel
アメリカ出身の画家・監督 1951年生まれ
主な監督作
バスキア
潜水服は蝶の夢を見る
guest
ウィレム・デフォーWillem Dafoe
アメリカ出身 1955年生まれ
主な出演作
プラトーン
シャドウ・オブ・ヴァンパイア
スパイダーマン
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
舞台は19世紀フランス。「永遠の門 ゴッホの見た未来」は、ゴッホが亡くなる2年前から始まります。全く評価されなかったにもかかわらず、自然の中を自らの足で歩き、絵を描き続けるゴッホ。もがきながらも描くことの意義を見いだしていく様子が、鮮やかな色彩美とともに映し出されます。さらに、最後には自殺したと考えられているゴッホの、まったく違う最期が明らかに…。
自身も画家としても活躍するジュリアン・シュナーベル監督と、ゴッホにそっくりと話題の主演ウィレム・デフォーに話を聞きました。
Kazuo:
Why did you choose to depict the final years of Van Gogh's life in this film?
どうしてゴッホの晩年を描くことにしたのですか?
Julian Schnabel:
Because I think that those years are when he made his best paintings. I mean that he was most productive at that time, between 1888 and the time he died.
ゴッホが最も優れた作品を残した時期だったと思うからです。1888年から亡くなるまでの間(1890年)が、彼の最も多作な時期でした。
In doing or learning about Van Gogh, or reading different things and doing some research, I came across different information. And I think one thing is that ... it's just the fact that he made 75 paintings in 80 days — it doesn't sound like he was depressed when he was doing that. He ordered a bunch of paint the day before he died. It doesn't sound like a guy that wants to kill himself.
この映画を作るにあたって、リサーチをする中で、さまざまな情報に行き当たりました。そして彼が80日間で75枚の絵を描いたと知ったのです。落ち込んでいたとは思えないですよね。彼は死ぬ前日に大量の絵の具を購入しています。死にたがっていたようには思えないのです。
Kazuo:
I heard that Mr. Schnabel you taught Mr. Dafoe how to paint. How is he as a teacher?
シュナーベル監督から絵を描く指導を受けたと聞きましたが、いかがでした?
Willem Dafoe:
Fabulous. Do you like the paintings in the movie? At least the ones that you see me paint. He was a great teacher because what he taught me was profound, because it's not just about painting, it's not just about a technique, it's really about a different way of seeing.
最高でしたよ。映画の中の絵は、気に入っていただけましたか?少なくとも私が描いた絵はどうでしたか?監督はすばらしい先生でした。彼が教えてくれたことは深いんです。単に技術的なことではなく、今までとは違うものの見方を教わったんです。
ゴッホの作品は、生前認められることはなかったと言われています。それでもなお、ゴッホが創作を続けることができたのはなぜだったのでしょうか。
Julian Schnabel:
Where in the movie does he actually struggle with lack of recognition? In a sense he's ... never talks about that. And so, I'd say that he was very rich man with his communion with nature and with his ... the results. Even if he had doubts about what he was doing, he was engaged.
映画で、ゴッホは認められなくて苦しんでいるでしょうか?彼はそんなこと一言も言っていません。ゴッホはとても豊かな人だったのだと思います。自然と心を通わせ、あのような作品を作ったという意味で。自分のやっていることに疑問を持ったとしても、これほど描くことに没頭していたのですから。

※収録したインタビューから抜粋し、内容に適した日本語訳とともに記載しています。また、テレビで放送された日本語訳とは言い回しが異なる場合もあります。

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