ことしの横浜の桜は平年より7日、去年より17日遅い開花となりました。
ようやく見頃を迎えた横浜 みなとみらいの桜。ここならではの楽しみ方を取材しました。
横浜市のみなとみらい地区にある汽車道は、明治44年に開通した臨港鉄道の廃線跡を利用し、一部のレールや橋梁などを残して作られたおよそ500メートルの海を渡る遊歩道です。
この汽車道沿いには桜並木が続いていて、春には横浜ランドマークタワーや大観覧車などみなとみらいのスカイラインと桜が一緒に楽しめます。
汽車道に沿うように、上空にはロープウエーが走っています。
3年前の令和3年4月にできたこのロープウエー。
JR桜木町駅前から赤レンガ倉庫などがある新港地区の間、およそ630メートルを結び、最も高いところで地上40メートルの高さがあります。
およそ5分間の空中散歩で、みなとみらいの風景を一望できると人気があります。
このロープウエー、春のこの時期には上空から鳥の目線で桜を楽しむことができます。
週末には順番待ちの行列になるほどで、地上から見る桜とはひと味違ったお花見を楽しむことができます。
ロープウエーは桜木町駅側からも新港地区側からも乗れますが、新港地区側から乗った方が目の前に桜並木、奥に横浜ランドマークタワーなどみなとみらいの景色が見え、桜とみなとみらいがより一体となった風景が楽しめます。
みなとみらいならではの春の楽しみ方ですね。
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