神奈川県内も大雪に注意 横浜や東京都心でも積雪か 電車の遅れや運休等に注意を

ピーク過ぎるも西部山地で雪や雨の見込み

気圧が発達しながら日本の南岸を進んだ影響で、関東甲信の広い範囲で大雪となり、神奈川県内でも雪が積もりました。
横浜地方気象台によりますと、雪のピークは過ぎましたが、神奈川県内では6日、気圧の谷や寒気の影響で西部の山地で引き続き雪や雨の降るところがある見込みです。
気象台は5日23時前、県内全域に出していた大雪警報を解除しました。

平地でも雪が積もっているところがあり、6日午前5時の積雪は
▼横浜市で3センチ
▼相模原市で7センチとなっています。

6日昼前まで注意

雪のピークは過ぎましたが、低気圧や気圧の谷の影響で、神奈川県内では6日、気圧の谷や寒気の影響で西部の山地で引き続き雪や雨の降るところがある見込みです。

▼予想降雪量（多いところ）
6日6時～7日6時
西部の山地＝5センチ

交通への影響（6日8時）

鉄道
鉄道各社によりますと、JR横浜線は積雪のため運転を見合わせた影響で大幅に遅れが出るなど、一部路線で遅れが出ていますが、運転を見合わせている路線はありません。

道路
高速道路は東名高速道路の東京インターチェンジと厚木インターチェンジの間の上下線で、新東名高速道路は海老名南ジャンクションと厚木南インターチェンジの間の上下線で通行止めとなっています。
県道は南足柄市と箱根町を結ぶ県道731号「矢倉沢仙石原」と秦野市と清川村を結ぶ県道70号「秦野清川」が積雪などの影響で全線で通行止めとなっています。
横須賀市内の県道28号「本町山中」は通行止めとなっていましたが6日午前6時に解除されました。

国道16号で渋滞

首都圏の一般の国道では渋滞が続いています。
横浜市と東京・町田市を結ぶ国道16号線の保土ケ谷バイパスは雪の影響で一部の区間で通行止めになっています。
国土交通省横浜国道事務所によりますと、この影響で付近を並行して走る国道16号線は少なくとも保土ケ谷区と旭区にかけて渋滞が続いているということです。
国土交通省がバイパスの除雪作業を進めています。

箱根の観光客「早く帰る」

箱根の玄関口、箱根湯本駅前の商店街では、5日の正午ごろには多くの観光客が行き交い、店も営業していました。
午後は雪が次第に強まってくる見通しで、観光客の中には予定を変更して、帰宅するという人もいました。

交通への影響に警戒

気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響に注意するよう、呼びかけています。

車を運転する場合は、スノータイヤやチェーンを装着し、路面の凍結や積雪に十分注意してください。

通勤・通学時間帯に大雪予報

今回の雪は通学や通勤の時間帯に影響がありそうです。
時間に余裕を持って行動をお願いします。