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プロを目指して 横浜F・マリノスユース キャプテンに聞く

  • 2023年05月19日

サッカー Jリーグ。
1993年5月15日に開幕し、ことし30周年を迎えました。
これからのJリーグを担うのがクラブチーム傘下のユース世代です。
J1・横浜F・マリノスの下部組織、ユースのキャプテンに意気込みを聞きました。

畑野優真(はたの・ゆうま)キャプテン

横浜市出身の18才(身長184cm/体重76kg)。
ポジションはCB(センターバック)です。
横浜F・マリノスユースのキャプテンを務めています。

畑野キャプテン(左)

ーサッカーを始めたきっかけ

3歳の時に通っていた幼稚園にサッカークラブがあり、体験してみたら思いのほか楽しく、興味を持ったからです。
幼稚園の体操スクールにも通っていたため、いまでも180度の開脚ができ、体が柔らかいため、筋肉系のけがをほとんどしないです。

開脚を披露

幼稚園時代はボールにみんなが群がるいわゆる「だんごサッカー」でしたが、自分はだんごから離れて後方から状況を見つつ、ボールがこぼれてきそうな所があれば取って、前に出て行くプレーをしていました。
小学4年生から横浜F・マリノスの下部組織に入りました。
子供の頃の憧れの選手は中村俊輔さんです。

 ーチームの特徴

ユースの練習風景

ハイプレス・ハイラインです。
ディフェンスラインを高く設定し、前線から相手にプレッシャーをかけていく戦術です。
ハイプレス・ハイラインを高い強度で続けて、休む隙を与えずに攻撃し続けるのがチームの最大の特徴です。
縦に速い攻撃を意識しつつも、技術力を生かしたボール回しも大切にしています。
球際で負けず、走り続けて終盤に出力を出すことを意識しています。

ー神奈川県の他のJ1のユースチームの印象

川崎フロンターレは、基本技術が高くプレスをかいくぐって攻めてくるので戦いづらいです。
横浜FCは、ゴール前での粘りや球際での強さがあり最後まで諦めないメンタリティーを感じます。
湘南ベルマーレは、技術が高い上にとにかく走れるチームで球際で絶対に負けない印象です。

ートップチームの憧れの選手

喜田拓也選手です。
同じアカデミー育ちで、キャプテンとしてJリーグの優勝を成し遂げ、チームをまとめるキャプテンシーが並外れていると感じるからです。

2022年11月 優勝報告会 喜田選手(中央)

 ー今シーズンの目標

プレミアリーグやクラブユースで去年以上の成績を残し1位を勝ち取ることを目標にしています。
個人としてはトップに昇格できるか大学に行くかはまだ決まっていませんが、ここのステージで終わりではないので、次のステージに向けて全力を尽くしています。

ー将来の夢

プロサッカー選手になることが目標。
まずは日本でプロになることを目指していますが、海外でプレーしたいという思いも持っています。
同年代では海外のトップチームで活躍している選手もいるので早くプロになりたいです。
そのためにも守備の要として、チームが安心して攻められるオーラを持った選手になりたい。

粘り強い守りを見せていた

ー趣味やいまブームになっていること

音楽を聴くことや映画鑑賞です。
リラックスやリフレッシュできるからです。
最近の趣味は読書で、英語や社会、心理学や弁護士が書いた本、サッカー選手が書いた本を読んでいます。
ほかのスポーツでは、大谷翔平選手の本を読んでいて、サッカーに生かしています。
毎朝、リンゴジュースを飲むのが習慣です。
フルーツは苦手でしたが、小さい頃に飲み始めたら、いまでは飲まないと体が起きない感じがします。

ーご自身やチームを支えてくれてる人への思い

両親やコーチなど周りの人の支えでサッカーができていて、良い環境があると思います。
それに対して感謝し、当たり前ではない環境なので、1日1日を大事にしながら過ごして行きたいです。
サポーターや学校の先生、それに両親は、雨が降っているなかでも応援に来てくれます。
そうした人たちの期待や思いを背負ってプレーしたいと思っています。
応援の声で踏ん張れる場面もあるので感謝や礼儀をプレーで示して、気持ちを込めて戦い続けたいです。

  • 高橋 哉至

    横浜放送局 厚木支局記者

    高橋 哉至

    平成30年(中途採用で)入局。 初任地は宇都宮。厚木支局で 地域の課題や、スポーツ関連の話題を取材。

  • 尾原 悠介

    横浜放送局記者

    尾原 悠介

    2018年入局。大阪府警担当を経て、2021年11月から横浜放送局で事件・事故を中心に取材。趣味はサッカー

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