相模原市長選挙は、現職の本村賢太郎氏が、新人4人をおさえて2回目の当選を果たしました。
一夜明けて記者会見を開き、選挙戦を振り返りました。
▼選挙戦を振り返って
今回の選挙、市民のみなさんに感謝。しかし、すべての政策が支持されたわけではないと思っている。ほかの候補にもすばらしい政策を持った人がいるので、しっかり取り入れていきたい。市民からの意見もたくさんいただいた。政策の提案もいただいたので、職員と相談しながら幸せあふれる相模原の第2章を作っていきたい。
▼投票率が下がったことが残念
前回よりも3%強投票率が下がったことが残念。多くの市民に感心を持ってもらい、みなさんの1票で政治が変わると思ってもらいたい。貴重な1票を託したいと思われるようにしなければならないと思う。政策論争を目に見える形でやるべきだった。
▼リニア新駅と周辺のまちづくり
反対意見もあると思うが、市民と引き続き対話をしていく必要があると考える。寄り添いながら丁寧に説明をしていきたい。市民と多く接する機会を作って、その中でまちづくりのイメージをしっかり説明する。相模原に降りたいぞという、都市と自然のベストミックスをアピールしたい。
▼行財政改革について
子育て・教育・まちづくりへの予算づけを積極的にして、行財政構造改革はマイナスではなく、新しい施策へのアクセルだと捉えて取り組んでいきたい。72万市民のうち理解してもらえているのはまだ一部だと思う。関心が薄い方々にはまだまだ届いていないので、市の実態や事実を知ってもらい、みずからまちづくりに参加してもらうように、これからも職員と協力しながら、待っている行政ではなく出向いていく行政にしていきたい。