旅行代金の割り引きが受けられる観光需要の喚起策「全国旅行支援」が4月以降も続けられることを受けて、神奈川県は、今年度末までとしていた実施期間を、6月末まで延長すると発表しました。
観光需要の喚起策として、去年(令和4年)10月から始まった「全国旅行支援」の一環で、
神奈川県では、旅行代金を割り引く「いざ、神奈川!」という名前のキャンペーンを行っています。
期限は、今月末まででしたが、政府が、予算が続く範囲で新年度以降も継続する方針を示したことから、神奈川県も、4月29日から5月7日までの大型連休期間を除き、6月末まで延長することにしました。
ただ、予算に限りがあるため、予算の上限に達した場合は、期限前でも終了するということです。
旅行代金の割引率は現在と同じ20%です。交通手段も含んだ宿泊旅行の商品、いわゆるパッケージツアーでは1泊あたり最大5000円の割り引きが受けられます。
また、宿泊だけの場合は、1泊あたり最大3000円の割り引きとなっています。
県内の観光施設や土産物店などで使える「地域クーポン」も、平日は2000円分、休日は1000円分が配られます。
利用するには、引き続き3回以上のワクチン接種の証明書か、検査の陰性証明が必要です。
「いざ、神奈川!」の継続について、神奈川県では次のように話しています。
県内の旅行需要は回復しつつあるが、もう一押しするために延長を決めた。多くの人に活用してもらい、県内の観光を楽しんでもらいたい。