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松本潤さん 大河ドラマ「どうする家康」インタビュー

  • 2023年1月5日

松本潤さん主演の大河ドラマ「どうする家康」が1月8日にスタートします。松本さんはドラマの中で、これまでのイメージとは少し違った「か弱きプリンス」という家康像を演じます。
2020年に役をオファーされたときは、引き受けるかどうかすぐに決断できなかったという松本さん。2~3か月間「寝かせた」あとで役に挑戦しようと思ったわけとは?松本さんが感じた、今を生きる私たちにも通じるドラマのテーマとは?放送を前にインタビューしました。
(聞き手/古谷敏郎アナウンサー)

家康役を引き受けるか すぐに決断できなかった

主演の松本潤さんが演じるのは、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康です。いざインタビューがスタートすると…、松本さんがパンと手をたたいて合図をしました。

古谷
アナウンサー

ありがとうございます。

松本さん

いらない?こういうの?

複数のカメラで撮影をする際、映像の頭をそろえるためにスタッフが手を鳴らすのですが、松本さんが自ら撮影開始の合図をしてくれました。

今年40歳という節目を迎える松本さん。人気アイドルグループ「嵐」のメンバーとして1999年にCDデビューし、数々のドラマに出演してきましたが、大河ドラマの出演はこの家康役が初めてです。

はじめに徳川家康の役どうですかというお話が来た時、松本さんはどんな印象でしたか?

「無理です」って。本当にイメージがなかったんですよ。

実は、大河の主演を受けるかどうか、すぐには決断できなかったそうです。

一回寝かせましたよ。

寝かせた期間はどのぐらいですか?

2~3か月くらいじゃないですか。

考えましたね。

そうなんですよ。その当時、嵐として活動休止に入る前のラスト2か月ぐらいを、いろんなことをやっていた最中だったので。

その時にオファーをいただいて、ちょっと正直、大河ドラマの主演ということもそうですし、撮影期間が長いということも含めて、今このタイミングでそれを判断するのは難しいと思いました。

結果的にその年が明けるまで、スタッフや制作陣の皆さんが待ってくださって、改めて年を越していろいろ考えた時に、大河ドラマというすごくハードルのある作品に自分も参加してみたいなと思いました。

演じるのは “か弱きプリンス”という家康像

1月8日(日)から始まる、大河ドラマ「どうする家康」。タイトルの通り「どうする?」と常に選択を迫られ続ける、徳川家康の姿を描く物語です。

野村萬斎さん演じる「今川義元」に、阿部寛さん演じる「武田信玄」。ムロツヨシさん演じる「豊臣秀吉」。そして、岡田准一さん演じる「織田信長」。名だたる戦国武将たちが次々に登場し、家康が、その面々とわたりあっていきます。

それぞれの登場人物と家康は関わっていくので、それぞれから、この戦国時代を生きるために何が必要なのかということを、与えられたり、奪われたり、みたいなことは常に起こっているので、毎日とても刺激的です。

エキサイティングですね。

非常に大変です。毎日毎日毎日、どうする、どうすると考えています。

徳川家康といえば、天下分け目の関ケ原の戦いに勝利し、60歳を過ぎてから江戸幕府を開いた天下人。しかし今回の作品では、偉大なる家康のイメージとは少し違った人物像が描かれています。

脚本は古沢良太さん。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」をはじめ、多彩な作品で知られています。

古沢さんの言葉を借りるなら、家康は「か弱きプリンス」という形容のしかたをされています。そういう家康像って僕は触れてこなかったので。残っている肖像画を見ると、かっぷくがよくて、タヌキオヤジという印象だったんですね。

でも、今回脚本に書かれてる家康は、初めからそういうイメージではなかったので、現段階では、この人が本当に天下取れるの?と思うような始まり方です。

古沢さん描く家康像は「か弱きプリンス」。少年時代を孤独に過ごし、弱小国の主として次々と現れる強敵たちを前に、弱音を吐くようなシーンが続きます。

現状では、天下は取れなさそうですね。

どうなっちゃうんでしょうね、天下取り…

どこでどう変わっていくのか。ある種、サクセスストーリーだと思いますし、か弱きプリンスだった少年が、どうやって戦国の世を終わらせたのかということを、面白おかしくといいますか。人間味あふれる登場人物が描いていく。そんな作品になるんじゃないかと思います。

力がない、まだ弱かった家康が、戦国の世でなぜ生き残れたのか。松本さんは、家康が選択を間違えなかったからではないかと考えています。

選択肢がある中で、どこを選ぶかということが、直接生きるか死ぬかに直結してくるような時代だったんだと思うんですね。その命がけの選択で、なんとか生き残るほうを選び続けられた。

なぜ、選択を間違えずにしてこれたのかというのは、自分の周りにいる家臣や瀬名(家康の正室)をはじめ、自分を取り巻く環境に、本当に彼は救われたんじゃないかなと思いますね。

有村架純さん演じる、家康の正室「瀬名」は、弱き家康を知り尽くし、献身的に支える姿が描かれます。

奥さんである瀬名とのシーンはすごく温かみがある。何か僕も一緒に、有村さんと芝居していて、すごく癒やされたりしました。

「チーム」を大切に撮影 「嵐」との共通点も

家康を支える家臣団は、大森南朋さんや松重豊さん、山田裕貴さん、杉野遥亮さん、小手伸也さんなど個性豊かなキャストたちです。それぞれの持ち味を出すシーンがたくさんあるといいます。

三河家臣団と演じているところは、本当にグループみんなで1つのドラマを撮っているんですけど、ある種の舞台というか。即興でみんなが動いていくといったことを、ぶっつけ本番でやるようなシーンもあります。

すごくいい空気です。チーム感を大切に撮影できているんで、現場に行くのが楽しいです。

「チーム」を大切にして作品を作るという精神。それは「嵐」というグループとしての活動に、21年間、取り組んできた経験から学んだことでした。

和を重んじるというか。そういう感覚は僕自身、ずっと感じてきました。特にグループをやっていたので、やはり「和」というのはすごく大事にしてきたし、いいものだなと感じながら活動していたので。

その感じは、今回の三河家臣団やスタッフの皆さんと1つの座組になって物を作ることと、通じるところがあるかなとは思いますね。

私たちに通じるテーマがドラマに込められている

か弱きプリンスから天下人へ。松本潤さん、40歳の節目にたどる徳川家康の人生です。

松本潤さん
「状況は違えど、人生は選択の連続だと思いますし、どういうときにどういう選択をしたから、次はどういうステージがあるのかとか。この時に、自分の周りにいる人たちと、どういうコミュニケーションをとって、どう行動した結果がこうなるのかとか。

徳川家康という人物が、なぜ、こういう選択をしてこういう結果になったのか。今を生きるみなさんに届くメッセージが、必ずあると思っています」

見どころ満載の大河ドラマ「どうする家康」。松本さんから皆さんへのメッセージです。

「いよいよ、1月8日から大河ドラマが始まります。僕が演じる徳川家康は、か弱きプリンス。その少年がいかにして戦国の世を終わらせたのか。そんなさまを、魅力的なキャストと描いていきます。ぜひ『どうする家康』ご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします」

 

松本潤さんのインタビューを放送します。
NHKプラスの同時・見逃し配信は全国からご覧いただけます(放送から1週間)。

1月4日(水)前11:30「ひるまえほっと」(関東甲信越)

1月6日(金)後6:30「首都圏ネットワーク」(東京・神奈川・千葉・埼玉)

1月7日(土)前7:30「おはよう日本」(関東甲信越)

 

松本潤さんが主演する「どうする家康」は1月8日(日)午後8時よりNHK総合テレビで放送します。番組の詳しい情報はこちら

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