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痴漢被害「恐怖」「助けてくれない」「対策を」寄せられた声

#本気で痴漢なくすプロジェクトNO.2
  • 2022年3月31日

3月、首都圏ネットワークで放送した痴漢被害の実態に関してたくさんのご意見が寄せられています。
「しばらく1人で電車に乗れなくなった」
「被害を相談したら“自分でつかまえて”と言われた」
「娘が被害に遭ったらと心配」

など、つらい体験が詳細につづられているものや、切実な不安を訴えるものが数多くありました。
頂いたご意見の一部を紹介します。

引き続き投稿フォームからみなさんの声をお待ちしています。

被害に遭った人の声

「ほぼ毎日のように痴漢に遭っていた」
中学、高校の時は、ほぼ毎日のように、痴漢にあっていました。同じ場所に乗ってくるので、車両を変えたりしていました。あるときは、隣に座ったおじさんが、腕を組んでいて、腕で手を隠しながら、(周りから見えないように)胸を触ってきたことがあります。

「助けてくれる人はいなかった」 30代 女性終電に乗り込む際、後ろにいたおじさんが、私のブラジャーを外そうとしてきた。「痴漢すんなよ!」と車内で捕まえたが、その際全く関係ないサラリーマンから「お前みたいなのは痴漢されて当然だ!」と大声で叫ばれた。痴漢を捕まえるのを助けてくれる人はいなかった。

「被害について」
30代エスカレーターで両手でお尻を触られた

「相談すると口止めされた」 男性男性です。
中学生の時電車通学でした。混雑した電車内で大人の女性から股間を握られました。その後女性恐怖症にしばらく悩ませられました。学校で相談しても全く対応してもらえないどころか、警察に相談すると学校の評判に関わるから相談するなと口止めさえされました。

「性暴力を根絶させて」 40代 女性女子高校生のとき、電車下校の際に被害にあいました。ミニ・スカートがはやっていたころに長いスカートを履いていたので全く警戒しておらず、背後からスカートの上からではありましたが、性器内に指を何度も入れられました。とてもとても気持ち悪く、怖くて声も出せませんでした。当時柔道部に所属していた私でさえ怖かったのですから、もっと体力に自信のない女の子はもっと怖いと思います。駅ホームで何度も乱暴された、新幹線内で乱暴されたなど、ああ、その場にいてあげられたら、大声を出して助けてあげられたら、母親になった今、被害にあわれたお嬢さんたちの心の傷、守れなかった親の心の傷を思って、胸が痛みます。涙が出て動けないことさえあります。どうか、どうか性暴力を根絶させてください。

「トラウマで会社を辞めた」30代 女性
電車の座席に座って眠っていたら、前に中年男性が立った。大きいサイズのコートの前を開けて、すこしこちらの体に覆いかぶさるように立っていた。
異様に近かったので何かを感じて目を覚ますと、ズボンに性器の先端だけが出るくらいの穴が空いており、精液を私の鞄に垂らしていた。
人がたくさん降りる駅に着いた時に周囲の男性に、この人痴漢です、一緒に来てもらえませんか?と言ったが、全員知らん顔で無視された。
1人で取り押さえて駅員室を目指したが、途中で振り切られ、逃げられた。
トラウマでしばらくは一人で電車に乗ることができなくなり、初めて就職した会社を辞職することになってしまった。

「カメラが仕込まれていたのでは」20代 女性高校生の時、帰り道を歩いていたら男の人が後ろをピッタリとくっついてしばらく歩いてきた。怪しいと思って振り返ると、男は片手に懐中電灯を持ち、もう片方の手にあったかばんが不自然に空いていた。おそらくカメラなど仕込まれていたのではないかと思った。私が振り返った途端、早足で去っていった。

「被害者の服装は関係ない」女性服装に対して文句を言う第三者がいるが、私が最初に被害にあったのは、兄のお下がりのズボンを履いていた小学生の時だ。
家族と出掛けた日曜日で、イベントに向かう満員電車だった。
長時間股の間に手を入れられた。屈辱的過ぎて隣にいた家族にも言えなかった。
服装なんて関係ない。

「被害をわい小化しないで」30代 女性15年近く前ですが、朝の通学電車で痴漢にあいました。
気が強い方なので自分で痴漢を捕まえ、駅員に通報。痴漢の手から検出された体液と私のDNAが一致していました。
最終的には母が犯人の家族と話し合い、示談金を受け取ることでこの事件は終わりましたが、この話を知人にして「えん罪だったら怖くない?」と言われたことがだいぶ不愉快な経験として残っています。

もちろん、痴漢のえん罪が起きていることは事実としてあるのですが、DNA検出までされた事件の被害者だったというのに、安易にえん罪だったら…という話を持ち出されるのは、痴漢が重大な性犯罪の一つだという認識が根づいてないのかなと感じました。
被害を妙にわい小化しないような世論ができてほしいです。

「私立中学に通う娘が被害に」
私立女子中学に娘が通ってます。中1の入学式の翌日、中2の時に電車の中で被害に遭いました。
学校に言っても、先生方は慣れたもので、嫌だったねと言うだけ。学校で特に講習会や痴漢は犯罪であるなどの警察からの話を聞くような場を作っていただけず、何でだろうかと学校の薄い対応に憤りを感じています。
私立中学に通う女子生徒も沢山、被害を受けていますから学校も警察に届けるだけでなくて真剣に対策しようと考えてほしいです。

「被害伝えること諦めてしまう」30代 女性私の体験です。
社会人になり東京に来て、10年たったころ、少し混んでいる電車の出入り口と出入り口の中央、座ってる人の前のつり革につかまり、本を読んで、立っていました。後ろから、お尻に手が当たっていて、気持ち悪い、勘違いかな?と思って、後ろの人にお尻を向けるのをやめて、横を向き、本を読んでいるふりをしました。すると、太ももに手が当たり、これはわざとだなと思いました。周囲に人もいたので、手を当ててくる人と距離を取りたくて、向かい合い、本で距離を取り、気持ち悪さからは逃れました。
太ももに手を押し付けられていることを他者に伝えることは難しく、私が一周回ったので、周囲は何かあるとは思ってくれたようでしたが。駅員さんにわざわざ伝えることは証拠もなく、時間がかかると思い、諦めました。
30代で初めて痴漢にあったのですが。もっと前に被害にあっていたら、繰り返し被害にあったら、男性不信になっただろうと思い、ぞっとしました。

「女性専用車両増やして」50代 女性私自身、高校生の時に、隣の席に座ってきた男性に足首からすねの辺りをなでられて気持ち悪かったことを今もときどき、思い出します。しばらく、スカートが履けませんでした。

通勤電車で、女性専用が一両だけあったり時間が指定されていたり、と対策を立ててくれている鉄道もありますが、もっと女性専用車両を増やして被害を減らせる対策をしていただきたい。
被害者が減ること、加害者を許さない運動広めていただきたいです。
NHKの企画、取り組みに期待しています。

「3回の被害」40代 女性高校生の時に2回、20代の時に電車で1回です。高校生の時は、朝学校の近くに露出男が待っていて、コートを開いて出してきたので、私だけではないと思った。2回目は井の頭線を使っていて、電車の中でお尻を触られた感じだった。20代の時は、小田急線の中でやはりお尻で、気付かれたと思ったのか、乗る場所を移動していった。

「被害者を責めないで」40代 女性25年も前の話ですが、ほぼ毎日のように触られる・触らせられるなどの痴漢にあっていました。ある朝、電車の中で男性の体液を制服とカバンにかけられました。気持ちが悪かったので電車を降りてトイレに行ったら、女子トイレが清掃中だから使わないでと清掃員に叱られました。仕方なく男子トイレに入って制服とカバンを拭いていたところ、清掃員がやってきて男子トイレだからと追い出されてしまいました。痴漢にあったため洗っていると説明しましたが、そんなことは関係ない!とどなられ、駅員に話したら「私たちは警察じゃないんだから自分で捕まえて」と言われてしまいました。
学校や親にも話しましたが、ぼーっとしてたからだとか、学校に行く時間が遅かったからだ、テスト勉強をしなかった言い訳かなどと言われ、それ以降痴漢にあっても誰にも相談することはありませんでした。
痴漢を許すことはできません。そして、卑劣な性犯罪に巻き込まれた人を責めることは絶対にしてはならないと思います。
私の娘も電車通学をすると痴漢にあうのではないか、本当に心配です。

「年齢性別にかかわらず被害がある」60代 女性痴漢被害についてです。45年前の経験です。
大学へ通う混雑した東急東横線電車内で、荒い息が耳元で聞こえ腰の辺りに押しつけられるものがあり、大学に着いてからスカートにシミができていることに気づいて、半信半疑ながら何をされたか気づきました。車両を変えて乗っても被害に遭い、その後は大幅に時間を早めて登校、被害にあってもシミが目立たぬよう濃い色の服を着るようになりました。いまだに忘れられぬ腹立たしい経験です。
痴漢の被害は年齢性別に関わらず、です。
電車内ではありませんが、最近では、前から走ってきたランナーにすれ違うタイミングで胸を触られました。まさかおばあさんが狙われるとは思わず、スピードがあったのでそれなりに胸に衝撃があり、痛みとあっけに取られている間に逃げられました。
何十年も痴漢の被害が続いて改善しないことに憤りを感じます。交通機関内も徒歩の道路でも、当たり前に痴漢被害がある社会、異常です。

「若い人が被害に遭わないように」女性 30代本気で痴漢なくすプロジェクト、ありがとうございます。

中高大と電車通学で、また社会人になってからも電車通勤なので、何度痴漢に遭ったか思い出すのも困難なほど痴漢に遭っています。

満員電車で立っている時にお尻を触られることは日常茶飯事で、声をあげたこともありますが、誰かが助けてくれることはありませんでした。
ある時、どう考えても2人以上からスカートの中の素肌をなで回されることがありました。徒党を組んでいる痴漢がいるかもしれないことにとても恐ろしく感じ、どのように逃れて、学校まで行ったのか全く覚えていません。
その時は、様子がおかしい私を担任が気づいてくれ、話を聞いて真剣に痴漢を糾弾してくれたので、私は家族や友人に痴漢被害を伝えることにためらわずに済みましたが、中には、そんな恥ずかしい体験をよく人に言えるね、と言う人もおり、初回被害でそのようなことを言われたら、ずっと黙っていたかもしれません。

座席の前に立っていれば、座っている人に身体をつつかれたり、脚をなでられる。立っていれば尻や胸をもまれる、触られる。私ではありませんが、突然キスをされた知り合いがいます。満員電車でも、すいていても、被害に遭います。友人と話している時に触られたこともありました。
警察にも相談しましたが、現行犯でしか捕まえられないので、どうしてもというなら、痴漢に遭う電車に一緒に乗ると言われました。
いつ遭うかなんてわからないのに、めんどくさそうな声の男性の、事務的な対応にひるんで、さらにまた被害に遭わないと捕まえられないことにも失望して、もう助けを求める気にもならなくなって何年もたっていましたが、私より若い世代が被害に遭っていることにハッとしました。
本気でなくしたい。近い未来、電車を使う若い子は痴漢なんて知らない。そうなったらいいなと思って、今回NHKさんに意見を送ってみました。

「娘の体と心を守りたい」40代 女性3人の娘の母です。痴漢に関しては15年近く怒りとあきらめの感情を抱いています。
周りのお母さんに相談したこともありましたが、「うちの子はそんな痴漢に遭わないし」とか男の子のお母さんはもっと拒否反応が強くて「女の子は大変ねーうちは男の子で良かった」と言われたり。そもそもPTAや地域で解決できるようなことではないので学校でも話題にすることは少ないです。
今まで小学校のころから大学生になった今現在まで、痴漢被害の相談をそのときの年齢のケースで数知れず受けてきましたが、自衛しかないのが事実です。
小学校の下校時に痴漢の被害にあったのは3人中2人(我が家は小学校から自宅までの通学時間3~5分です)、通学時の自転車での盗撮は1人、電車通学の際の痴漢被害と通学以外の電車での痴漢の被害も3人全員あっています。今回は電車内での件についてのみお話させていただきます。
満員電車から降りる際にお尻をつかまれるなどの直接触れられる件だけでなく、肩を追い抜きざまやすれちがいざまに突き飛ばされる、スマホで盗撮(本当に簡単にスマホで見ず知らずの女の子を撮ります)、あとをつけられる、足から顔までニタニタ見られる。娘たちから「視姦」という言葉を聞いたときの衝撃が男の人や警察、鉄道会社の方、駅ビルの管理会社の方に理解していただけるでしょうか。
娘の大学の友人は埼京線で複数人のグループからの痴漢行為にあい、自分の身体を守るよりもバッグの貴重品を守ることが精いっぱいだったと聞いて泣けてきました。何も守ってあげられないし、守ってもらえない。電車通学は娘たちにとっていつも誰かから撮られる、触られる、見られることから身を守って行動しないといけない憂うつで危険なものなのです。
今は女性専用車両になるべく乗ること、何も解決してもらえないのはわかっていても、あとをつけられたら駅のカウンターに行って「今つけられている」ことを伝え、駅員さんの視線を相手に向けさせて、(たいていそういう輩はあわてて姿をくらます)のでそうやって先に行かせるようにする、満員電車で女性専用車両以外に急いでいてやむを得ず乗るときには女性を探して乗り、お互い背中合わせにしながらお互いの身を守れるように助け合って乗ってね、と娘たちに伝えています。
可愛かったから見てただけだからなどと言いますが、偶然座った自分の向かい側の女の子に対するぶしつけな視線がどれだけ年頃の子達に嫌らしく汚らしく見られているのか、気づいていない男性が多すぎます。
実際、次女と一緒に夜9時ごろ埼京線に乗って座席に座っていた時の話ですが、車両を用もないのにフラッと通って物色していた男性が通り過ぎるときにうちの子に目を付け、ドアにも寄りかからないで(ひとけも少ない電車のなかは、たいていつり革かドア付近に普通の人は立ちます。)ドア付近で振り返って立って娘をのぞき込んできました。多分隣の私を母親だと思っていなかったんでしょう。ジーっと見ていた視線を私が捕まえました。娘越しに身を乗り出して視線をわざと何気なく合わせてから、カッと目を見開いてやったら慌てて隣の車両に逃げていきました。
もし誤解だったとして文句を言われトラブルになったとしても、その時は謝罪します。それでも私は娘の体と心を守ります。娘には言っても嫌な気持ちを分かってもらえない、助けてもらえない、相談しても無駄だとは私だけでも思われたくありません。最近は電車内での事件もあって本当に電車のなかでの出来事が心配です。

「小さいころから教育を」50代 女性「本気で痴漢なくすプロジェクト」素晴らしい企画と存じます。ありがとうございます。各記事拝見しています。「誰にも相談しなかった」「言えなかった」という人が多いという統計が取り上げられ、報道の意義を大歓迎します。ただ、それ以前の問題もあるのではないか、という体験談をお書きします。
中学1年生の時から大学生時代にかけて、数え切れない痴漢被害に遭いました。もちろん、嫌でした。しかし、現場で声を上げず、抗議もせず、だれにも話しもませんでした。「言え」なかったのではないのです。意識して「言わない」ことを選択したわけでもありません。「声を上げる」「抗議する」「話題にする」「聞いてもらう」という概念すらなく、そんなことが選択肢としてまったく意識されていなかったのです。後年気づいて、まず、自分の愚かさに腹が立ちましたし、非常に悔しかったです。しかし、私が悪いわけではありません。社会がそのように人間を作ってしまうことがあるということだと思います。恐ろしいことです。大人、特に教育や報道に携わる方々には、ここから考えてほしいです。記事でも取り上げられているように、小さいころからの教育と社会の姿勢・あり方がとても重要です。問題が起こってからでは遅いのです。どうかよろしくお願いします。ちなみに、その後、私がどうなったかですが、痴漢に対して反撃するようになりました。そうすると驚くことに痴漢被害に遭わなくなりました。痴漢が相手を選んでいるということなのかと思い、驚きましたが、もちろん、これが「被害者の姿勢が悪い」ということに結び付けられるとしたら、大反対です。「教育と社会のあり方が重要」ということに再度、結び付けられたいです。

「助けてくれる大人ほとんどいなかった」40代 女性高校受験の試験の為に初めて、中学の制服で混雑する電車に乗った日に初めての被害に遭いました。
その時は何がなんだかわからず抵抗することもできずあとから考えると恐ろしくなりました。
それから、高校生活の間3年間、ほぼ毎日のように痴漢被害に遭い続けました、世の中にはこんなにもおかしな性癖を持った人間が多いのかと半ば諦めの気持ちで通った3年間でした。 
抵抗すると目で脅してくる人もいたし、勇気をだしてやめてください。というと逃げる人も。怖いのは明らかに被害に遭っているのは周囲にも分かるはずなのに助けてくれる大人がほぼいなかったことです。
たいていは見て見ぬ振り。絶望的な気持ちになることもありました、
3年間のうちで2度ほど、助けてくれたサラリーマンのおじさんがいました。そのとき毎日のようにホームからつけられ、見かねたのか、やめてやれよ。という一言は今でも忘れないくらいありがたいです。
痴漢をするほとんどはサラリーマンのスーツを着ていて年齢は20代から60代以上まで本当にさまざまでした。時には制服をきているけど、明らかに高校生ではない痴漢もいました。
あのころ、親や友達にも話すことはありませんでした。痴漢はいるものだと思って諦めていました。
だいたい、ホームで並んでいる時点で視線を感じ、狙われているのが分かるケースが多いです。大変に混雑している車内で一度ポジションが決まるともう見動きとることができないほどの混雑の中で痴漢は乗車のときから自分にとって都合の良いポジションを守ろうとします。ピタリと背後に回られるのでああ、また痴漢だ、とすぐに分かります。でも声をあげても、身体で全力で抵抗しても助けてももらえない、自衛するしかないと思っていました。今、親となり絶対に絶対に子どもに同じ思いをさせてはいけないと感じています、痴漢が潜んでいるような混雑している電車になど乗せたくないと思っています。
当時、同じように被害に遭っている友達もいました。通学で乗るのは30分ほどの距離の東急田園都市線の上り列車でした。女子高でしたが、多くの友達が同じように被害に遭っていたと思います。
大人になり電車に乗ることも無くなりましたが今でもあのときの悔しい、つらい想いは消えることはありません。今もなお被害に遭っている子どもや女性は沢山いるのだと思います。許されることではありません。
どうか、この企画世の中に浸透するほどに話題にしていただきたいと思いますし、痴漢が悪いことだと犯罪をおかす本人にもしらしめてほしいと思います。声をあげられない女性がほとんどでその数は信じられないくらいに毎日毎日多くの被害者がいるはずです。
例えば、全鉄道会社で車内に痴漢に関する掲示を誰もが目に止まるような形ででかでかと掲示する、電子掲示板で流す、また、すぐにどこの鉄道会社も取り組める車内アナウンスを使って警告するなどやり方はいくらでもあるはずです。
どうか、この企画により、鉄道会社を動かしてください。痴漢はあの手この手、手をかえ品をかえ、自分の欲望を満たすためにやってきます。周囲の人の良心に任せる、周囲の助けに働きかけるだけでは決して解決できる問題ではありません。
どうか、この企画を通して鉄道会社に働きかけをしてください、そして痴漢撲滅の取り組みを現実化させてください。
長年危惧していましたが、個人の力ではどうにもならない。今回たまたま目にした企画でしたが、痴漢被害者にとって希望の光だと思いましたので投稿させていただきました。
どうか、痴漢撲滅を。世の中に痴漢のできない環境が作られるまで活動を続けてください。心の底から願っております。よろしくお願いいたします。

続けての投稿失礼いたします。
電車やバス車内での痴漢行為に関してはしても黙認される環境が整っているから加害者は痴漢くらいと、行為を繰り返すのです。被害者が増え続けても全く無くならないのです。軽視されているのを加害者も分かっているからです。
被害を減らすには痴漢ができない環境を作ればい良い訳です。痴漢をしにくい環境です。それには車内アナウンスが一番効果的だとおもいます。
混雑した車内で声をあげることは大変な勇気がいります。いざ声をあげようとするともしかしたら勘違いかも、などと自問自答します。そして勇気を出して声をあげたあとの復讐(ふくしゅう)されるのも怖いのです。実際改札の外までつけてくる加害者もいます。痴漢撃退アプリなどもあるかもしれません。でも声をあげるのと同じ理由で警告したことで復讐されたり、さらに翌日恐ろしい手を使ってくるのではないかとただでさえ恐怖の中の被害者は恐れの葛藤をするのです。実際、混雑した車内で誰かが痴漢されているのを目撃して助ける方もほとんどの人は怖いのです。だから見て見ぬふりをするんです。自分に降りかかるのを恐れるのです。
ですから、抑止力として一番効果的なのは車内アナウンスで痴漢は犯罪です。目撃や被害に遭ったらすぐに駅員や鉄道警察に通報してください。痴漢被害をなくしましょう。などと録音アナウンスでも読み聞かせ風に物語でもなんでも構わないので毎日15分~30分に一度でも流すのです。流し続けるのです。それにより今まさに行為を行おうと思っている加害者への抑止力になるし、被害者も声をあげやすくなるのです。周囲も痴漢はいけないこと、目撃したら助けなければと認識するのです。
耳からの情報であればスマホを見ていても入ってきます。これが、学生時代痴漢に遭い続けた自身が思う一番効果的な抑止力であり、防衛策であり、被害者を一日でも早く減らす最善の方法だと思います。
どうか全鉄道会社に車内での痴漢撲滅喚起の呼びかけアナウンスや掲示を行う働きかけをお願いします。

「犯罪だともっと知らせるべき」女性 30代今は世の中で大きく取り上げてくれるからいいですよね。
高校一年の時に通学電車で痴漢に遭った時は誰にも言えず固まってました。
女子校なのでみんな毎日のように痴漢に遭った話をしてました。
当時の先生はすいている電車を利用するため1時間早く家を出ろなど全く理解してもらえませんでした。
痴漢に毎日遭うようになり、アタマにきた私は自分なりに抗議しようとしたのです。
黙っていたら好きにやられる。
一度何してるんですか!と言うと『お前のようなブス触るか!』と逆ギレ(怒)
次の駅で降りてくださいというと駅に着くと走って逃げられました。
今でもムカつくのは乗るとすぐにスカートをめくり下着の中まで手を入れようとしたやつ!
必死に手前で止めましたよ。
降りる時に足を踏んでやりました。
あのころ、痴漢してた人は今のニュースを見てどう思うんだろうと考えます。
気のせいかなとちゅうちょしてしまうこともあるかと思いますが、そんな時でもちゃんと声にして『先ほどから手が当たってるんですが』と言ってみるのはどうですか?
いきなり痴漢と言うのが怖い時に丁寧に言えば、相手も逆ギレしないでしょう。
犯罪だということをもっと大々的に知らせるべきです。

「声をあげることできず男性不信に」50代 女性番組拝見しました。
私も高校から大学時代によく痴漢にあいました。毎朝の混雑した西武新宿線の通学電車で、異様に私にくっついてくる中年男性がいました。最初は混んでいるせいかと思いましたが、そんなに混んでなくても近くにいることに気づきました。カバンや傘を挟んで、その人がより近づいて来ないようにその人が降りる駅まで抵抗するのが、当時の私ができる唯一のことでした。また、学校の帰りの夏、誰もいない車両の端っこの席で眠っていたら、若い男性がいつの間にか隣にいて、横から洋服の下に手を入れられ、脇腹からブラジャーを外そうとするように触られました。私が起きたので、男性は何事もなかったように、次の車両に歩いて行ってしまいましたが、あの感触は今でも思い出すと嫌な感じです。
大学生時代、山手線でつり革を持って立っていたら、後ろにくっついている男性がいつの間にかいて、何かがおしりに当たるのです。前に移動しても身体を寄せてきて、そんなに混んでいないのにくっついてました。さすがに場所を移動しましたが、怖くて顔を見ることができませんでした。
とにかく、よくあいました。でも、当時は声をあげることはできませんでしたし、あいすぎて日常になるほどでした。なので、男性不信になって、克服するまで、時間がかかりました。

「傍観しないで」
全身をカメラで何枚も撮られる、お尻を通りすがりに触ってわざとか偶然か分かりにくくしグレーなところをついてくる、かわいいですねと声をかけて来て無視すると暴言を吐かれるなどたくさんあります。何が一番つらいかというとそれを傍観している男性がいること。自分には無関係と思っているかも知れないけれど、そういうことの積み重ねで男性全体の信頼を失っていると思う。傍観は性犯罪に加担しているのと一緒と知ってほしい。そしてもし助けてくれる人がいると、たとえ加害者がいたとしても、もっと快適に交通機関など利用できる。また被害にあった時、「痴漢はみんな遭うもの」「身を守れなかった、そんな格好してたあなたが悪い」と二次被害にあうことも大きな精神的苦痛やトラウマを感じる。

「被害者に自衛求める取り組みに疑問」30代 女性高校生のころ、人の少ない駅で大学生風の男性に臀部(でんぶ)を触られました。
怒りよりも、とにかく恐怖で頭がいっぱいになりました。
騒いだらあとで殺されるのではないかと本気でおびえ、立ち去り際に何やら話しかけてきたその男の気分を害さないよう、ただ頭を下げてやりすごすしかありませんでした。
その後は恐怖のあまり一人で帰宅することができず、親に迎えに来てもらう日々がしばらく続きました。

悪いのは加害者のはずなのに、なぜか世間の痴漢防止の取り組みはわれわれ被害者側に自衛や声をあげることを求めるものばかりで、救いのなさに絶望しました。性犯罪にあってしまったらもう誰も助けてくれないのだと深く感じました。
友人の中には自衛のため、爪切りや安全ピンを握って電車に乗る子もいました。

当時痴漢は恐怖そのものでしたが、今となれば怒りが収まりません。他者の尊厳を踏みにじる行為は決して許されるものではありません。
痴漢撲滅を目指す動き、応援しております。

「痴漢は児童への虐待」40代 女性女子生徒の4人にひとりが「痴漢」の被害というと軽く聞こえるかもしれませんが、女子生徒というのは本来ならば社会に守られているはずの「児童」です。
つまりそれだけの人数が、児童への性的虐待に遭っているという意味です。なぜそれが当たり前のトーンで報じられるのでしょうか?
痴漢というとあまりにも軽く捉えられがちですし、世の中では女子高校生は性的に扱っていいという雰囲気がありますが、痴漢は犯罪であり、児童への虐待です。
正直、番組での取り扱いも甘く扱いすぎです。

「公共の場を安心して使える世の中に」40代 女性電車内でたびたび痴漢被害にあってきました。
私が被害にあったのは満員電車で立っているときよりも座っている時でした。男性が隣だと今でもちょっと緊張。以来、女性専用車両があれば必ず乗ります。
SNSなどで受験生が狙われているというニュースを見たときは本当に怒りがこみあげました。
服装には気を遣い、スカートははかなくなり肌の露出を控え目立たないようどんどん地味になりましたが、とあるSNSで自己主張した服装やヘアメイクのほうが被害にあいにくいというコメントを見て全くその通りだと思いました。
それと最近、特に注意しているのがトイレの盗撮です。過去に盗撮やのぞきの被害にあったり、幼いころに連れ込まれたりして公共のトイレはいつもストレスです。他にも温泉の露天風呂、スーパー銭湯、ホテルなど安心できなくなってきました。
痴漢は犯罪です。被害にあいやすい子どもや若い人たちのためにも声をあげなければと思い、インターネットでフラワーデモに参加しています。
誰でも公共の場所が安心して利用できる世の中になってほしいです。

言いたいことがいっぱいあって2度目の投稿です。見出しに、恐怖や諦めの気持ちなどから「声をあげられない」とあり、まさに私のことだと思いました。
被害にあった8回、一度も警察などに行ったことはありませんでした。
一度だけ、深夜の高速道路のパーキングエリアのトイレでのぞきに遭い、料金所で被害を訴えたら気を付けなさいの一言で終わりました。30年前のことです。
いつからかトイレのサイドの壁が天井まで覆われるようになってちょっと安心できるようになりました。
私たち昭和世代の中高年は痴漢はイタズラという認識だったと思います。
被害者の私ですら犯罪という感覚が持てなかったのは世間の認識と諦めだったように思います。
当時、駅でも道端でも「痴漢に注意」という被害者に向けたポスターや看板をよく見かけました。若い女性がこんな深夜に高速道路の寂れたパーキングエリアでトイレを使用する方が悪い…という世間の暗黙は時を経てスカート丈が短い女子学生がふらちなどという言い訳といまだに変わってないな~と諦めでもあります。
次に被害にあったら今度こそ捕まえる!と思ってもやっぱり怖いんです。その瞬間は固まって身動き取れず声も出ません。やっとの思いであしらうのが精一杯でした。
毎回思います、悔しいです。何もできなかった自分にもふがいなく思います。
声をあげるって本当に勇気がいります。私にはできませんでした。
学生時代に性被害にあったらどうするという教育を受けた記憶がありません。
中学生のころ、通学路に露出狂が何人もいて見かけたら先生に報告するようにとホームルームで言われたくらいでした。
ベビーブーム世代なので当時も相当な被害者がいたのではないでしょうか。そしてそのほとんどか事件化されず日常の困ったことちょっとしたイタズラとされてきたのではありませんか。
私たち大人が犯罪だときちんと認識するべきだと思います。

「通勤時はスカートを履かない」40代 女性痴漢ではありませんが、ホームの階段でふくらはぎを針のようなもので縦に傷つけられたことがあります。その瞬間は気が付かず、階段を登りきった所で痛みを感じて足を確認しました。すぐ交番へ行きましたが、監視カメラがある訳ではないし現行犯で見つけられなかったので被害届けを出したところで何もすることができないと言われました。

怪我は大したことがなかったのですが他にも同じような被害に遭う人がいるかも知れないと考えましたし、加害者の行動がエスカレートすることも心配しました。
SNSで知人に知らせたところ、1名同じ被害に遭っていた人がいて、しばらく気持ちが落ち込み通勤ではスカートを履かないようにしています。
通勤電車では混んでいなくても、加害者が降りる間際にお尻を触って降りていったり、すいていて座れた時には隣に座って加害者が腕を組んで私の方に組んだ手で私の胸を触ってきた事が数回あります。
座れた時は大きめのカバンを抱えたり、隣に年配の男の人が座ったら立つようにしています。
服装や混み具合に関係なく、若くなくても目立たないような痴漢行為をされるので、若い子の被害はもっと深刻だと思います。
加害者の意識が変わらなければ防ぐことも難しく、監視カメラや警備の巡回が増えることを期待します。

「中高生のとき ほぼ毎日被害に」女性中学生、高校生の時にほぼ毎日、痴漢被害に遭いました。
毎日、違う人でした。
全員痴漢の仕方はさまざまで、私が着用しているブレザーの中に両手を入れてくる人、お尻を触っているのかいないのか微妙なところで何度も触れてくる人、2人がけの席で私が席の半分に収まるくらいにこちらに近づき接触して座ってくる人、4人がけの席で向かい側に座った人が新聞で隠しながら私の座っている足に割って足を入れてくる人、ドア脇に立っている時に下半身のものを見せてくる人、腕を組んで手のひらを隠して横から触ってくる人、自分のズボンのポケットに手を突っ込んで触ってくる人、息を吹きかけてくる人…。ガラガラの車内で、私がうたた寝していたら遠くに座っていた人が、私がふっと目覚める度にだんだんと座っている場所が私に近づいてきて、最終的に隣に座られていた時はゾッとして鳥肌が立ちました。
ある日は、ホームにうっかり忘れてしまった体操着が盗まれたこともありました。
電車に乗りたくなくても、その路線の電車に乗らないと学校に通えないので、どうしたものかと毎日憂うつでたまりませんでした。

家族に相談をしたり、友達にも言ったりしました。警察に相談して、5~6回ほど私服警察の方と待ち合わせをして一緒に電車に乗ってもらったりしましたが、そんな日は警戒されているのか、痴漢に遭わず1人も捕まえることはできませんでした。捜査のために似顔絵を描いたり、警察署に呼び出されて行ったこともあります。

また、二次被害と思われるケースにも遭いました。実際の被害と同様に、20年以上たった今でも怒りと悲しみを覚えています。
親しい人から受けた二次被害として、こんな出来事もありました。
痴漢被害にあったことは、人には話さないようにして生きていました。大学を卒業したころでした。恩師と友人と電車に乗って話していた時に、ふと言葉にしたくなり、隣にいた友人に「昔、痴漢にあったんだ。」と話したら、前に座っていた恩師(当時50代の女性)に「シッ!そんなこと電車で話さないの!」と怒られました。その時は「すみません」ととっさに謝って、話題を変えましたが、自分のなにが怒られたのか、ずっとモヤモヤが残りました。
電車の中で痴漢というワードを言うことによって、痴漢の被害に遭われた方が近くにいた場合、嫌な思いをさせたり、フラッシュバックが起こるので、そのことに配慮が行き届かなかったなと、あとから思うと反省します。恩師としてもその部分を言ったのかな、そうだったらいいな、と思い込ませました。ですが、そのときの恩師の反応は、「痴漢」というワードをすぐに性的な意味としてとらえて拒絶するようなものだったように思います。なぜ電車の中で痴漢の話をすることがいけないことなのか、その時もそのあとも、恩師からは何の説明もありませんでした。信頼している同性の年長者に、痴漢について話すことを最初から受け止めてもらえず拒絶されたことが、今も悲しく、残念に思います。

最近は、痴漢のことが取り上げられるようになってきて、思うことがあります。
痴漢は地味めな女の子(男の子)をねらうということなど、テレビの情報番組などでも伝えられるようになりました。
このような情報自体、女性蔑視ととらえることもできると思います。
偏見に基づくこのような情報は、痴漢に遭う女性は「目立たない地味な女の子に該当する」と言っているようなものなので、もし当時、思春期の私がこうした情報にふれていたら、二重にショックを受けていたかもしれません。
この情報の真意は、「痴漢は、声を上げそうな強そうな相手を狙わない(支配しやすい弱そうな相手を狙う)」ということなのだろうと思います。しかし、被害の原因を被害者の容姿に結び付けるような情報は、偏見であり、被害者に対する二次加害を助長します。報道には、偏見のない、被害者に寄り添った情報を届けてもらいたいと、強く思います。

また、ドアの付近が痴漢が一番多いということ。
これは、ドアの付近にいれば、痴漢をしても、次の駅で降りてすぐに逃げられるということなのだそうです。
まさに、当時の私の電車の乗車定位置はドア付近でした。この情報を当時の自分が知っていたら、ドア付近には絶対に近づかなかったのにな…と悔やまれます。今の子どもたちを守るためにも、この情報は知っておいてほしいと、昔被害にあった私は思います。
痴漢を無くしたい。こんな思いをする子ども1人でも多く減らしたい!

「バスで上級生から被害」50代 女性チカンというと電車で、というイメージが強いですが私の場合はバスでした。高校1年生のころのことでしたが、同じ高校の上級生に目をつけられてしまいました。バスの車内で最初のころは触られたことがあって、それがすごく怖くて仕方なくルートを変えて電車で学校に行くようにしたのですが見つかってしまい電車内で(他に乗客が乗っているのに)走って逃げているのに追いかけられました。その人にはバスの車内で無理やり下半身を押し付けられそうになったこともありました。そのころは私はまだ子どもで、そういう行為は犯罪だという認識はありませんでした。どうしてあの時我慢してしまったのかという後悔はあります。そしてそういう話をするとたいてい自分のせいにされるのがとてもいやです。

目撃した人・被害者を助けた人の声

「犯人を現行犯逮捕した」40代 男性10年前、会社帰りに電車の中で痴漢を目撃し、犯人を現行犯逮捕しました。
同僚との飲み会帰りで22時過ぎ、ドア付近に立っていた制服姿の女子生徒の後ろに立った犯人はプリーツスカートの縦筋に沿って尻を人差し指で触っていました。
女子生徒は声も出せずじっと我慢しているようでした。
電車が揺れたせいかな?と思っていましたが乗客はまばら、次に触ったら声をかけようと思い、犯人が犯行に及んだ右手首をつかみ「何やってんだ」と声をかけ、女子生徒にも「触られた?」と尋ねると首を縦に振ったので2人を次の駅で下ろし、駅員に警察を呼んでもらい警察に引き渡しました。
パトカーに犯人、もう一台のパトカーに女子生徒と私が乗せられ、警察署へ。
3人別室の取調室で供述調書を刑事さんが作成。
3時間ほどで終わりました。
女子生徒の母親が警察署に迎えに来て、私に深々と礼をして親子で帰っていきました。
私は終電が無くなり、刑事さんの運転で自宅まで送っていただきました。
被害にあった側も取調室で時間的な拘束もあります。
決して痴漢は許される行為ではなく、被害者の心のケアも必要だと感じました。

「ガラガラにすいている車両でも」70代 男性20代、サラリーマンのころの体験談です。
八王子駅始発の八高線での出来事です。
その車両はガラガラで、小生は座席の端に座っておりました。少し遅れて、大学生風の女性が真向かいに座リ、よほど眠かったのでしょう。座ると同時に下を向き居眠りを始めたのです。
そのとなりに、小柄で小太りの50代の男が座りました。周りがガラガラにもかかわらずです。
その男は着ていたジャケットを男の左膝と女性の右ひざに掛けると、女性の右太ももを触り始めました。
真向かいに座っている小生にはその男の行為は手に取るように見えました。
そこで小生は「何やってる!見えてるぞ!」どなり付けると隣の車両に移動して行きました。

「被害者を助ける社会に」50代 男性約4年前、私が東京に住んでいた時のお話をさせていただきます。私は痴漢の被害者、加害者ではなく目撃者です。
平日の夕方のラッシュ時、都心から郊外に向かう私鉄電車に乗っていた時の出来事です。満員電車に乗車していました。その電車は急行で始発駅から最初の駅到着までの所要時間は約10分、その際、私は痴漢を目撃しました。
私は座席に座れず立っていました。私の目の前に男性が(30歳前後くらい)背を向けて立っていて、その男性の前に背を向けた女性が(20歳代前半)いました。
男性が、不審な動きをしていた時(ハッキリ痴漢行為を見たわけではないですが…)女性が男性の方を振り返り『もうやめてください!(痴漢行為)次の駅で一緒に降りてください』とすごく顔を紅潮させて、勇気を振り絞った様子で大声で訴えているのに、周りの乗客は、トラブルに関わりたくないのか、みんな知らないふり。私は見かねて、男性のズボンのベルトを持ち、『女性がそう言ってるのだからとりあえず、次の駅で降りろ』といいながら、空いている手で携帯電話で110番して、今、目の前で起こっている状況を説明して、電車が停車する駅のホームに来てもらうようお願いしました。駅に到着したら、男性が逃げようとしたので、駅員の方に協力してもらいながら、警察官の到着を待ちました。
その男性は、パトカーに乗せられて最寄りの警察署に連行され、私は事情聴取の為、被害者の女性と共に、パトカーに乗せられて、同じく警察署に行くことになりました。
女性は私と一緒にパトカーの後部座席に乗りましたが、先ほど、電車でかなり怒った様子で被害を訴えていた様子とは違い別人のようでした。
ショックのあまりか泣きじゃくり、婦人警官の質問にも答えることができず、言葉を発することができませんでした。
そのことからも、電車内で恐怖におびえながら、かなり勇気を出して被害を訴えたんだなと思いました。
私は、警察署で約1時間 事情聴取されました。
この出来事で考えさせられたことがいくつかありますが、特に思うことは、女性が勇気を出して、静かな車内で、大きな声で被害を訴えているのも関わらず、何事もないかのように周りの人々は知らないふり。
これはとても残念でなりません。
確かに、それに関わることで、男性とトラブルになって、けがをすることがあるかもしれません。また、私のように、事情聴取のため、警察署に行き、大切な時間を奪われるかもしれません。しかし、目の前で、女性が被害を訴えているのに、みんな知らないふりをするのはいかがなものかと強く思いました。
私は、この件で約2時間、時間を失いましたが、そのことについて、後悔はしていません。
少しでも被害者のためになったのではと思っています。
被害者が電車内で痴漢に遭った時、なかなか声を発せないことも多いようです。その理由は、いくつがあると思いますが、やはり、被害に遭っている人を見かけたり、気づいたりした時は、その被害者を助けるような社会にしないと、被害者も声を発せないと思います。
最終的には、泣き寝入りすることになります。
そのようなことがないような社会になってほしいものです。

「盗撮されていると伝えたのに」
10年以上前のことですが。
新宿駅で山手線ホームへ階段を昇っていたところ、降りる男とすれ違ったと思ったら男はUターンして階段を駆け上がりました。
私の歩く先に下着が見えそうなほどのミニスカートの女の子が2人いました。
男の不審な動きに、その2人が目当てだとすぐに分かりました。
男性の持つ四角い黒いバッグには穴が開いていて、レンズの様な物が見えました。
さらにそのカバンを先を歩く女の子のお尻にピッタリと近づけ、すぐ後ろを付いて歩きました。
ホームで盗撮していたのを気付いたのは私だけだったのか?
2人が立ち止まると男はどこかへ行きました。
女の子達に「いま盗撮されていたよ!」と伝えた所、えー!と声を上げました。
まるで私が盗撮犯人かのような嫌悪感に満ちた顔をされ、腹立たしかったです。

えん罪について

「えん罪のことも報道して」20代 男性私は電車で通勤していたところ、いきなり女子高校生に痴漢だと言われてしまいました。
私は痴漢をしていないのでなんの事ですかと訪ねたところ大声で痴漢だと叫ばれてしまいました。
そして近くにいた男性に抑え込まれて駅員のところに連れていかれてしまいました。
そして留置所に3日間入れられてしまいました。
痴漢の被害者は可哀想だと思いますが、痴漢えん罪の被害に遭った人の人生も狂うことになってしまっているのでその事もあわせて報道していただけると幸いです。

「一方的に男性が悪人にされているのでは」40代 男性痴漢は確かに恥ずべき犯罪です。しかし、悪意によるえん罪が起きていることもどこかで話題にしてほしいです。最近は自分が謝罪から逃れるために痴漢やハラスメントを使っている女性が増えている気がします。
痴漢、ハラスメントと訴えられると、理由なく男性が一方的に悪人にされる社会で、女性もそれをよくわかっています。それを悪用する女性からの男性の被害にも目を向けてほしいです。痴漢被害件数以上に埋もれているのでは?

その他のご意見

「短いスカート丈が痴漢誘う」80代 男性私は84歳高等学校が近くにありますが高校生達が競ってスカート丈を学校の指定より学校を出るとウエストの部分を折り返してはいています自慢げに話しています。
これも痴漢を誘う原因になると思います。

 

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