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兄弟で挑んだ「とちぎ国体」 楢﨑智亜・明智選手

  • 2022年10月05日

栃木県で行われている国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のスポーツクライミングに、世界で活躍する楢﨑智亜選手と明智選手の兄弟が栃木県代表として出場しました。
目指していた優勝には届きませんでしたが、2人は地元で開催された大会への感謝の思いを口にしました。

(宇都宮放送局記者 倉野亨也)

2人1組の国体 兄弟で出場

「とちぎ国体」のスポーツクライミングは、各県が2人1組で出場します。
栃木県は、東京オリンピックでも活躍した日本男子のエースの楢﨑智亜選手が、弟の明智選手と組んで出場しました。

楢﨑兄弟は、兄の智亜選手が開会式で選手宣誓を務めました。弟の明智選手も、栃木県選手団の結団式で旗手を務めるなど、ともに選手団の顔としての役割を果たしてきました。

楢﨑智亜選手(10月3日の開会式後)
地元の大会で、弟と2人で優勝できるように頑張りたいです

2種目とも優勝に届かず

開会式翌日の10月4日、壬生町の競技会場で、壁を登った高さを競う「リード」と、「課題」と呼ばれるコースを制限時間内にいくつ登れたかを競う「ボルダリング」の2種目の決勝が行われました。

2人はまず午前中のリードに挑みましたが、明智選手が登り始めて約1分後に足を滑らせ、脱落。
決勝に進んだ8チーム中、4位に終わりました。

午後は、得意の「ボルダリング」の決勝。
2人は前半の2つの課題をともに完登し、さい先のいいスタートを切りました。

後半の課題は、難度が上がります。
智亜選手は何回か挑戦したあとで、ようやく3つめを完登しましたが、明智選手はどちらも登り切ることができませんでした。
ボルダリングは8チーム中3位となり、目指していた優勝には届きませんでした。

「結果は残念だが…」

競技のあと、インタビューに応じた2人の顔には悔しさがにじみつつ、どこか晴れやかなようにも見えました。

楢﨑智亜選手
結果は残念としか言えないが、大会は最後まで盛り上がりましたし、そこは本当によかったです。今年はハイレベルな戦いだったと思うので、1つの判断ミスとかムーブの選び方で、順位が大きく入れ代わるような大会だったと思います。

楢﨑明智選手
地元の栃木県で行われる国体は、自分が現役の間はもう来ないと思うので、その中でベストの状態で挑めなかったのは悔やまれます。結果は残念ですけど、充実していたし、楽しかったです。

地元の声援は「うれしかった」

競技中は会場を訪れていた子どもたちなどから、ひときわ大きな拍手や声援が送られていました。2人がどのように聞こえていたかも、答えてくれました。

楢﨑明智選手
声援はもちろん聞こえていたし、うれしかったです。自分はリードでミスをしましたが、地元の人たちが結果に関係なく応援してくれているのを感じたので、僕にとってはすごくいい大会になりました。

楢﨑智亜選手
みんなで国体を盛り上げようという雰囲気を感じました。
今大会のスポーツクライミングは、事前の抽選で観戦チケットが当たらないと現地で観戦できなかったので少し残念でしたが、映像などでみんなが応援してくれたと思うので、そう思うとうれしかったです。この大会をきっかけにスポーツクライミング始めたいという人がもっと増えてくれればいいですね。

  • 倉野亨也

    NHK宇都宮

    倉野亨也

    ことし8月に宇都宮局に異動し県政・スポーツを中心に取材 学生時代はラグビー漬けで、現在も「週末ラガー」な記者

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