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コロナ禍の「とちぎ国体」 感染対策は

  • 2022年10月05日

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった国民体育大会、「いちご一会とちぎ国体」が始まっています。コロナ禍で行われる初めての国体の感染対策をまとめました。

(宇都宮放送局記者 宝満智之)

コロナ禍で行われる3年ぶりの国体

10月1日、栃木県内では42年ぶりとなる国民体育大会、「いちご一会とちぎ国体」の開会式が行われ、11日間の大会がスタートしました。国体はこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2年続けて延期や中止となり、ことしの開催は3年ぶりです。

選手団や関係者の感染対策

大会に出場する選手たちは、公式練習や競技などで初めて会場を訪れる日までの5日以内にPCR検査を受けた上で、定期的な抗原検査も義務づけられています。
検査で陽性となったり、当日までに体調不良が確認された選手は、出場資格が取り消されます。

開会式翌日の10月2日には、栃木県外から訪れていた卓球の選手がPCR検査で陽性となり、同じ種目に出場する予定だった2人の選手とともに、大会を棄権しました。

会場の入り口で検温

厳しい感染対策が求められるのは、大会関係者や報道員も同じです。
競技会場に入るためには2週間前から体温や体調の変化を記録し、専用のアプリに登録しておかなければなりません。PCR検査や抗原検査の実施も必要です。
そして会場の入り口で検温と消毒を済ませ、初めて入場することができます。

原則、観客を入れて開催

スポーツを盛り上げる観客について、今大会は東京オリンピックのように無観客ではなく、原則として観客を入れて行われることになりました。ここでもさまざまな対策が取られています。
高校野球やバレーボール、スポーツクライミングなどの人気競技では、混乱を避けるために当日チケットの販売は行わず、すべて事前の予約制となりました。

チケットの半券にはチェック欄が

宇都宮市の清原球場で行われた高校野球(硬式)には、夏の甲子園で活躍した全国のスター選手たちが出場しました。
チケットの半券には、これまでの2週間の体調を確認するチェック欄と、連絡先を記載する欄が設けられていました。訪れた大勢の観客たちは、この欄を埋めないと球場に入ることができません。

さらにスタンドの観客席は、収容人数の半分に制限されていました。
観客はブラスバンドの演奏や、大きな声を出して応援することは控えるように求められ、ナイスプレーが出たときは、大きな拍手をして応援していました。

宇都宮市の担当者は、コロナ禍の開催であるものの、栃木県で42年ぶりとなる国体を、できるだけ多くの人に見てもらいと話しています。

宇都宮市 国体・障害者スポーツ大会局 担当者
選手、観客、関係者など大会に携わるすべての方に、感染対策に協力いただいています。
コロナ禍で行われる初めての国体ということで運営が難しい面もありますが、とにかく安心安全な大会の実現に努めるので、多くの観客に会場まで足を運んでもらいたいです。

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