6月3日に放送されたNHKの番組「ひるまえほっと」に、気象予報士の市村紗弥香さんとしゅと犬くんが出演しました。
首都圏ネットワークの「みんなのおかえり天気」のコーナーが、どうやって毎日放送されているのか、その舞台裏が紹介されました!
今回、出演したのは平日の午前11時半から放送している「ひるまえほっと」だよ。
この番組には、NHK首都圏局が制作しているコンテンツが、どんな思いで作られているのかを紹介する「あなたのそばに」というコーナーがあるんだ。
「みんなのおかえり天気」も是非ということで、スタジオに行ってきたんだけど…
「しゅと犬くんようこそ~!」ってアナウンサーさんに大きな声で言われたとたんに、照れちゃって市村さんに隠れちゃったわん。
番組では、「みんなのおかえり天気」が放送されるまでを紹介したVTRが流されたよ。
まずは、ふだんの打ち合わせ風景から。参加しているのは、担当ディレクターとプロデューサー、市村さんの3人と、ぼくも参加しているんだよ。
この日は、埼玉県熊谷市が拠点のラグビーチームのグラウンドからの中継で、応援する地元の子どもたちにも出演してもらうことから、演出の確認をしました。
大切にしているのは、地域の皆さんとの交流。打ち合わせではこんなやりとりが交わされていたわん。
何か聞きたいことがあれば『ありがとうございました』のあとに掛け合いをしようかな。
せっかく小学生が出てくれるから、かけあいしましょう。
仲間の気象予報士との事前に行う情報交換も欠かせないんだよ。
気象予報士が重視しているのは、天気図はもちろんだけど、中継現場で感じる気温や風の向きなんだって。
打ち合わせが終わるといざ出発。この日は、レインコートを着たよ。
「雨の中、行ってきます!」
東京を出発して2時間。中継先のラグビー施設「さくらオーバルフォート」に到着。中継準備は、地元さいたま局チームといっしょに行います。
すると…
ぼく、お昼寝しちゃった。
市村さんは、中継現場から雨雲レーダーのチェックをしていたよ。中継で伺っている場所だけではなく、関東全域の天気をお伝えすることを心がけているんだって。
そうこうしているうちにリハーサルの時間です。この日は、熊谷市を本拠地として活動するラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」を応援する、地元の小学生のみなさんが出演してくれたよ。
みんなが持っているのが、チームを応援するのぼり旗。地元の小中学生がシーズン開幕に合わせて、手作りした物なんだって。
天気予報だけでなく、地域の人たちの地元への思いもいっしょにお伝えするのが、「みんなのおかえり天気」なんだよ。
そして、中継本番。
ぼくはラグビーボールを持ってバッチリ!
小学生のみなさんの協力のもと、無事中継を届けることができたわん。ありがとうございました!!
地域の取り組みやその魅力を伝えてきた「みんなのおかえり天気」。放送後に小さな変化も起きているんだって。
4月25日の放送にご協力いただいた「越谷いちごタウン」は、都市型の農業と地域活性化を目指して越谷市が整備した施設なんだよ。2014年の開園以来、年間3万人が訪れる観光農園へと成長したんだけど、新型コロナウイルスで大打撃。いちご狩りの来客者数を制限するなどの感染対策を取らざるを得なくなって、年間の売り上げは、コロナ前と比べておよそ1300万円減少したんだって。
コロナ禍で奮闘する農家さんたちを応援したい。
中継では、埼玉県オリジナルの品種や、おいしいイチゴの見極め方などを紹介したわん。すると、放送後の大型連休中、農園の来場者数は前年と比べ4割近くアップしたんだって。
越谷いちご団地生産組合 前田寿樹組合長
「お客さんから『放送を見たよー!』という反響がすごく多かったので、こちらとしてはうれしいかぎりです。“越谷でいちごを作っている”ということを皆さんに知ってもらえたらうれしいです」
「みんなのおかえり天気」制作の様子のあとには、みなさんからのお便りも紹介してくれたよ。
みなさんからお便りたくさん届いているんですって?
そうなんです。幅広い年代の方からたくさんお便り頂いています。
市村さんといっしょに伝える「みんなのおかえり天気」のコーナーは、お天気情報と中継で地域を元気にする放送を目指すわん。頑張りますので、ぜひ見てください!!